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猫の老衰の兆候と症状、対処法やサポートの仕方について

猫は家で飼われている場合、
大体16歳くらいが寿命と言われています。

昔から一緒に暮らしている愛猫が、
老猫になったなと感じる時、
少し動揺してしまうものです。

寝ている事が多くなった、
食欲が減ってきた、
高い所にジャンプしなくなった、
毛に白髪が見つかったなど、

色々気付くかもしれません。

猫が高齢になり老衰が始まると、
実際どのような症状が出るのでしょうか。

また、愛猫を介護することになった時の対処法も考えます。

猫に老衰が始まると、どんな症状が出る?

猫が大体11歳くらいから高齢期に入り、
15歳以上が老齢期とされています。

愛猫が11歳を超えたら、
そろそろ老化が始まると思っていましょう。

実際にどのような症状が表れるのでしょうか。

運動能力が低くなる

猫はジャンプしたり高い所に上ったり、
降りたりと運動能力が高い動物です。

それが段々と高い所へ行かなくなり、
動きも遅くなります。

のんびり寝ていることが多くなります。

運動量が減るので筋肉もそれに比例して落ちてきます。

何だか太ももあたりがやせてきた、
と感じるかもしれません。

食欲が低下する

老化が始まると基礎代謝も低くなってきますから、
そのせいで食欲が低下してきます。

それだけでなく猫が老化していくと、
口の中に口内炎が出来やすくなります。

口の中が痛いので、当然食べる量も減って来てしまいます。

動物病院で相談する必要も出て来ます。

歯が黄ばんでくる

老化してくると猫の白かった歯が、
黄色っぽくなったり、茶色っぽくなってきます。

歯磨きの習慣のある猫でも、
やはり老化とともに歯の色は変化してきます。

毛並みが悪くなる

つやつやした美しい毛並みがパサパサしてきて、
白髪も混じってきたりします。

老化とともに毛づくろいもしなくなるので、
それも影響しています。

トイレの失敗が多くなる

動作が遅くなるに伴って、
トイレに間に合わなくて違う場所に
粗相してしまうこともあります。

またトイレの回数がとても増えたりするのも、
老化とともに腎臓や膀胱が
悪くなっている可能性があります。

老衰が始まった猫、どのように介護したらいい?

11歳くらいから老化が始まりますが、
実際に多少なりとも介護が必要になるのは、
13歳から14歳くらいです。

ですが猫によってかなり差がありますので、
15歳すぎても元気という猫もいます。

やはり、飼い主さんが毎日よく愛猫を
観察する必要があるでしょう。

では、実際に老化が進んでいった場合、
飼い主さんはどんなことに気を付ければいいのでしょうか。

食事

フードはシニア用に変更し、
柔らかいウエットフードにしたり、
ドライフードの場合は
お湯で柔らかくしてから食べさせるようにしましょう。

もし自分で食べられなくなったら、
注射器で流動食を少しづつ与える必要も出て来ます。

トイレ

トイレの縁を超えるのが大変になることもあります。

トイレの縁が低いものに変えたり、
又、トイレに間に合わないことも考えて、
色々な場所にトイレを置いておいた方がいいでしょう。

ベッド

かなり老化してきたら、
ベッドも体圧分散型の床ずれのしにくいものに
変える必要があるかもしれません。

猫も人間と同じで、
寝たきりになると床ずれが
出来てしまうことがあるのです。

猫用の介護ベッドを検討してみましょう。

ベッドも重要なのですが、
飼い主さんにとって大変ではありますが、
寝返りをさせる必要も出てきます。

2時間から3時間おきに、寝返りをさせてあげましょう。

ブラッシング

毛づくろいの回数が減ってきますから、
その分飼い主さんがブラッシングしてあげる
必要があります。

また温かいぬれたタオルで、
やさしく体を拭いてやり、
いつも清潔にしてあげましょう。

オムツを使う

老衰が進んできたら、
トイレも行けなくなるのでペット用のオムツを使います。

中にはオムツをするのをかなり拒む猫もいますので、
色々なオムツを試したりして、
愛猫に合うオムツを探すのも重要です。

猫の老衰:主な症状と対処法【まとめ】

猫は11歳くらいを過ぎると徐々に老化が始まります。

運動能力も低下して、高い所に行かなくなり、
眠っていることが多くなります。

食欲も落ちて来ますし、毛もぱさつき、
トイレの粗相もするようになります。

ペットフード、ベッド、トイレなど、
高齢になった愛猫に合ったものに変える必要があります。

愛猫の老衰が進んだら、
介護しなければならなくなる日も来ます。

愛猫を看取るまで、心をこめて介護するようにしましょう。