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犬の世話に疲れた時に知っておきたい3つの原因と対策

犬の世話に疲れてしまうことはありませんか。

そこらじゅう散らかしてちっとも言うことを聞いてくれない犬に、
疲れ果ててしまうこともあるでしょう。

本当はもっと心から世話してあげたいのに、
だんだんと億劫に感じてしまう自分も嫌になってしまうかもしれませんが、
自分を責めることはありません。

犬の世話に疲れるのは、誰でも経験しうることだからです。

犬の世話に疲れてしまう多くの原因は、
犬に対する知識不足からきていることがあります。

それには犬のことを知り、
ただしい対策をすることで犬の世話が楽になります。

今回は犬の世話に疲れてしまう原因と対策を解説していきます。

犬の世話に疲れた時に知っておきたい3つの原因

育犬ノイローゼ

子犬を育てるのは想像以上に大変です。

しつけがなされていないので、
どこでもとんでまわり部屋中を飛んで回ります。

ところかまわず排便し、
目に届かない場所に糞尿がしてあることもあります。

夜中、寝静まっている時に突然吠えたりクンクンいうので、
飼い主が睡眠不足におちいってしまうでしょう。

子犬時代の飼い主のノイローゼは「パピーブルー」とよばれるもので、

無力感や後悔をかんじることとなります。

しかし約6ヶ月後、子犬が成長すると次第になくなっていきます。

また、老犬の介護でノイローゼになることがあります。

歩行、寝返り、排泄など介護・介助が必要になります。

とくに大型犬は重労働になるので一層大変です。

病気になりやすく何度も病院に通うことになります。

日中仕事にでかけている間も犬のことが気がかりで落ち着かないでしょう。

いつ犬がどうなるかわからない不安が精神的負担となります。

さらに老犬は金銭的負担もかかるので、お金の心配も拭えません。

そうしたことが重なりノイローゼになってしまうことがあるのです。

しつけがうまくいかない

成犬になっても
ちっともいうことを聞いてくれない。
トイレにいかない。
吠えグセがなおらない。
おすわりしない

等、しつけがうまくいかないことに悩まされることがあります。

とくに噛み癖がひどいと、ついキツくあたってしまうこともあるでしょう。

いうことを聞かない犬にイライラするとともに、
自分のしつけ方が悪かったのかと自己嫌悪してしまうかもしれません。

家族間の意見不一致

犬のしつけの問題は家族の問題にも発展します。

家族の間でしつけの方針について意見が分かれてしまうと、
家族間がピリピリした雰囲気になります。

父親は「厳しくすべきだ」という一方、
娘は「もっとやさしくして」と対立、
一番世話している母親は、
家族の板挟みになって苦しい立場に立たされることになるでしょう。

家族間で意見が対立する原因は、
「自分の考えでしつけしようとしている」ことです。

「犬のためにどうしつけるべきか」、犬を第一に考えることです。

しつけは人間のためでなく犬のためにおこなうことを忘れてはなりません。

犬の世話で疲れないための対処法

正しいしつけを心得る

犬の世話で疲れてしまう人は、
誤ったしつけの仕方をしているかもしれません。

いうことを聞かない犬に対しイライラし感情をぶつけるのは、
しつけにたいする態度をまちがえているのかもしれません。

人間のために犬をしつけているところはないでしょうか。

犬のしつけは犬のために行うものであって、
飼い主の都合でするものではありません。

まずは飼い主が正しいしつけを心得ておくことが大切です。

犬の立場になって考える

飼い主自身が犬のことをよくしらないままに、
犬をしつけようとすることがあります。

しつけは犬のために行うものであり、
まずは犬の立場で考えなければなりません。

たとえば留守中に犬が部屋を乱したり遠吠えをすることがあります。

犬を必要以上に可愛がりすぎると、
犬は飼い主が離れている間不安になり、
ストレスで部屋をかき乱したり、
寂しくて遠吠えをするようになるのです。

つまり犬の問題行動は人間の接し方が原因なのです。

まずは飼い主が犬のことを熟知し、
犬に合わせた接し方をすることが大切です。

過剰な世話をしない

何でも完璧に世話しなきゃ、と思って接すると負担が多くなります。

しかし実際はしなくてもよい世話もあるのです。

以下しなくてもよい過剰な世話と対策を紹介します。

  • 散歩後シャワーで犬の足を洗う
    濡れタオルで十分。
  • 綿棒で耳掃除
    耳の粘膜を傷つけるので逆効果。軽く耳を拭き取る。
  • 週一以上のシャンプー
    皮膚を傷つける恐れ。月1回で十分。
  • 毎日歯ブラシ
    不要。かえってストレスに。
  • 繰り返しトレーニング
    できるまで繰り返すとストレスに。
  • 犬まかせの散歩
    飼い主がつかれるのである程度飼い主主体で。
  • 必要以上に「待て」をする
    きびしいしつけは犬に意味がないので、ほどほどに。
  •  吠える犬をなだめる
    吠えるとなだめてくれる、とおぼえてしまうので、放置で。
  • 手作りの健康フード
    市販のドッグフードで十分栄養が得られる。
  • エサは決まった時間に
    多少遅れても犬にとっては問題ない。
          

犬を人間並みに世話する必要はありません。

完璧な世話はかえって犬も人間も疲れさせるだけです。

不要な世話を手放すことで犬の世話が楽になります。

まとめ

犬の世話に疲れた人は、
犬のことをしらないままに
自分のやり方で世話しているところがあります。

犬の世話に疲れた人は
まず犬のための正しいしつけをするようにしましょう。

そのためには犬のことをよく熟知しておく必要があります。

そうすることで無駄を省いて、
必要な世話だけに集中できるようになります。

犬の世話で疲れないために犬のことを知っておきましょう。