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塩の消臭効果?プラスチック容器についたニオイ、塩で取れるって本当?

タッパーのようなプラスチック容器にカレーや
ラッキョウなどのニオイの強いものを入れておくと、
容器についたそのニオイ、なかなか取れないですよね。

台所用洗剤とスポンジでゴシゴシ洗っても、
ニオイは頑として消えないのではないでしょうか。

そのプラスチック容器に染み込んだニオイ、
身近な塩で簡単に取れることご存知でしょうか。

塩を使うことによって、意外にも消臭が期待出来るのです。

塩はプラスチック容器だけでなく、まな板の消臭や掃除にも役に立ちます。

塩を使ったニオイ取りのご紹介です。

プラスチック容器のニオイ、どうやって塩でニオイを取るの?

プラスチック容器にキムチやカレー、
ラッキョウなどを入れて保存することはよくあります。

ですがいったん、そういったものを入れたら、
いくら洗剤で洗っても容器についたニオイは落ちません。

他の食材の保存に使いたくても、ちょっと無理・・、
安いものだからと捨ててしまうこともあるでしょう。

では塩を使ってどのようにニオイを取ればいいのでしょうか。

使うのは塩と水です。

キムチなどを入れてあったプラスチック容器を普通に洗った後、
そこへ塩を大さじ2杯ほど入れ、そこへ水を容器の半分くらいに入れます。

その後はふたをして、2分くらいシェイクします。

そうするとニオイはほとんど取れてしまっています。

シェイクしないで、塩水を入れたまま数時間放置する、という方法もあります。

プラスチック容器だけでなく、冷凍保存用のビニール袋のようなものにも使えます。

でも、どうして塩水でニオイが取れるのだろうと思いますよね。

それは塩水の浸透圧作用を利用するから、なのです。

浸透圧作用で、プラスチック容器に染み込んだニオイを吸い出し、
ニオイを取り除いてくれるというわけです。

たとえば、塩漬けの数の子の塩分を取るのにも、
真水ではなく薄い塩水で塩抜きをしますが、それも同じ原理です。

塩水が浸透圧によって数の子の塩分を均等に中から吸い出してくれるので、
上手に塩抜きが出来るのです。

塩の浸透圧ってすごいですね。

魚を切ったまな板、それも塩でニオイが取れるの?

魚を切ったまな板のニオイ、すぐに落としたいものですが、
それにも塩は活躍します。

まずまな板に塩を、出来たら粗塩をまんべんなくふりかけます。

その後スポンジやたわしでこすり、
流水でしっかり洗い流した後、よく乾かせばOKです。

塩の研磨作用でまな板の凹凸に入ってしまった魚を掻きだし、
塩の殺菌作用でニオイを取り除くということになります。

魚を触った手の臭みも塩で落とせます。

塩を手につけてこすってから水で洗うえば、
塩の研磨作用でニオイが落ちています。

ただ、指に小さな切り傷があった場合は、
ものすごくしみて痛いので、切り傷があった場合は別の方法がいいかもしれません。

塩は排水口の汚れやニオイにも使える?

排水口のぬめりも塩は落としてくれます。

排水口に塩をふりかけてしばらくそのままにしておくと、ぬめりは取れています。

また、濃いめに作った塩水を排水口に流し、
そのまま10分ほど放置しておくと、ニオイがなくなります。

カーペットの掃除にも塩を使う?

カーペットの掃除に塩を使うのもおすすめです。

カーペットの毛足の間にホコリが入り込んでいて、
掃除機をかけても中々取れないということがあります。

そういう時に塩を少しカーペットにまいてから掃除機をかけます。

そうすると塩がホコリや汚れなどを吸着してくれるので、
ただ掃除機をかけるより、ホコリが取れやすくなるのです。

塩の消臭効果【まとめ】

プラスチック容器についたカレーやキムチなどのニオイ、
普通に洗っただけではニオイは取れません。

塩水を入れてシェイクすると簡単にニオイを落とすことが出来ます。

魚を切ったまな板のニオイや排水口のニオイにも効果を発揮します。

塩はどこの家にもある身近な調味料ですが、ニオイ取りにも使える優れものです。