犬を飼っているなら、たまに一緒に長時間のドライブをすることもありますね。
帰省する時や家族みんなでの小旅行など、愛犬も連れて行きたくなります。
でも犬を長時間ドライブさせるなら、色々注意しなければならない点があります。
車に全く酔わない犬もいるのですが、車酔いしてしまう犬もいるので、その対策も考える必要があります。
車に酔う犬なら、ドライブに行く日は食事量を減らしたり、酔い止めの薬を利用する必要があるかもしれません。
車に酔う、酔わないに限らず、車内では犬を自由にさせておくより、クレートやドライブボックスに入れた方が安心です。
愛犬が安全に楽しくドライブでするためのポイントをご紹介します。
愛犬との長時間ドライブの注意点とは?
こまめな休憩
長時間のドライブは、人間でもある程度の休憩は必要ですが、犬の場合はもっとこまめに休憩をとる必要があります。
1時間から2時間ごとに20分くらいの休憩をとるのが望ましいと言えます。
サービスエリアで少し散歩させたり、ドッグランのあるサービスエリアもあるので少しだけ遊ばせるのもいいでしょう。
愛犬を置く場所
助手席で誰かが抱いて乗るという人もいるかと思いますが、出来たらドライブボックスやクレートに入れて、しかもそれを固定する方が安全です。
ドライブボックスなどに入れてないと、急ブレーキなどで犬が驚いて頭をどこかに打ってしまったり、窓があいていてそこから出てしまうという危険もあります。
クレートだと、のぞかないと愛犬の顔が見えないからいやだと思うなら、ドライブボックスがおすすめです。
ドライブボックスだとクッション性もあり、居心地も良いはずです。
ただ、きちんと固定できるもの、飛び出し防止リード付きのものを選ぶようにすると安心です。
また、愛犬が粗相をしてしまうことも考えて、防水仕様になっているものがおすすめです。
車内の室温に注意
犬は人間より暑さに弱いので、車内の室温には気を付けてあげましょう。
特に真夏は熱中症に気を付けなければなりません。
クーラーをかけていると車内が乾燥しますから、愛犬の水分補給にも気を使いましょう。
犬だけを車内に残す時は真夏はどんなに短時間でも、やめておいた方が無難です。
車に酔ってしまう犬、どうしたらいい?
犬が車に酔うと、最初は落ち着きがなくなり、ひどくなるとよだれが沢山出てきます。
吐いてしまうこともあります。
車に乗ること自体をいやがるようになってしまうので、酔わないようにする対策が必要になります。
- 長時間のドライブをする日は、食事の量を減らし、出かける2時間くらい前には済ませるようにします。
- 事前に動物病院へ連れて行き、酔い止め薬をもらってもいいかもしれません。
のませ方もよく聞いておきましょう。 - トイレは車に乗る直前にさせておきます。
- 換気に気を付けて、冬の場合でも時々窓をあけて空気を入れ替えてあげましょう。
- 飼い主さんの運転も重要なポイントです。
急ブレーキや急発進など、体が不安定な状況になると犬はいっそう車酔いをしてしまいます。
安全運転に徹するようにしましょう。
対策をとっても愛犬が車酔いをしてしまったことに気が付いたら、すぐに車を停める必要があります。
沢山のよだれや、最悪、吐いてしまった時など、飼い主さんの対応も重要です。
あわててしまい大きな声を出したりすることは絶対にNGです。
愛犬にやさしく声をかけて安心させ、外に出して新鮮な空気を吸わせたり少し休憩をとってあげましょう。
犬の長時間ドライブ【まとめ】
愛犬と長時間のドライブをする時には、注意するポイントがあります。
1時間から2時間ごとに休憩をとりましょう。
愛犬をクレートやドライブボックスに入れることで、安全にドライブできます。
車内の温度に気を付けて、特に夏場は愛犬が熱中症にならないように気を配りましょう。
車酔いする愛犬なら、ドライブする2時間前には少な目に食事をとり、事前に酔い止め薬をのませてもよいかもしれません。