日本は地震大国でもあり、
いつ東日本大震災のような地震が襲ってくるかもしれません。
また、梅雨時から台風シーズンの間では、
水害やがけ崩れなどによる災害も多くなってきているのが実状です。
この災害に遭われた方は、片づけを自分で行わなければなりません。
そんな時に活躍してくれるのが、ボランティアの方々です。
ボランティアの方が1人でも多く来てくれることで、
被災者の方は非常に助かることでしょう。
しかし、ニュースなどでは、
ボランティア活動の場面は報道するものの、
ボランティア活動している方々が
ケガなどを負った時などの報道はされてはいません。
ボランティア活動をしている方々は無償で活動している場合が多く、
ボランティア募集をしている団体では、
ボランティア活動の方々に対して
保険をかけていない場合もあるのです。
災害地でのボランティア活動では、
危険を伴う事も多くあるために、
ボランティア保険に加入してから、
現地に赴くことです。
これらのボランティア活動での損害保険の中には、
1日だけ限定の保険も存在しています。
自分の身は自分で守るのが鉄則という事です。
被災地にボランティア活動に行く場合、なぜ損害保険は必要なのか?
ボランティア保険って何?という方もいるでしょう。
ボランティア保険は、
災害ボランティアに行く方に向けての損害保険になります。
災害地でのボランティア活動は、
危険を伴う事が多くあるという事を
まずは認識することです。
災害ボランティア活動する場所のほとんどは、
足場が悪いことにあります。
色々ながれきや、ガラス片などが
散乱していたりもするのです。
そんなところで、
転んでしまって自分がケガをしてしまったら、
ボランティア活動にいった意味がありません。
自分がケガをしてしまったことで、
ボランティアを募集していた団体などに
迷惑をかけることにもなりかねません。
ボランティア活動している最中に、
ケガをしてしまった場合や、
運び出していた荷物などを壊してしまった場合などに、
損害保険に入っていることで、補償対象になるのです。
また、自分のせいで、
他のボランティア活動している方や
被災者の方がケガをしてしまった場合にも使用することが出来ます。
ただ、被災者のためにボランティア活動に参加するのもいいのですが、
もしものために、損害賠償保険に加入しておくことがベストでしょう。
ボランティア活動する場合、どんな損害賠償保険に加入すべきか?
1日だけ加入できるものあるのか?
被災地にボランティア活動しに行く事になった時に、
損害賠償保険に加入しておくことをお薦めしました。
でも、どこで加入すればいいのか?や
保険金額が気になってしまう事でしょう。
ボランティア保険として扱われる保険
- ボランティア活動保険
加入場所:全国の社会福祉協議会
保険金額:350円~710円
保険期間:毎年4月1日~翌年3月31日の1年間 - スポーツ安全保険
加入場所:スポーツ安全協会が指定する金融機関
保険金額:800円
保険期間:毎年4月1日~翌年3月31日の1年間
但し、4人以上の団体での加入が必要 - レクリエーション保険
加入場所:損害保険会社又は代理店
保険金額:300~700円
保険期間:1日から加入可能
3つほどボランティア保険について紹介しました。
基本的には自動車の損害保険と同じ原理
と考えてもらえればわかりやすいです。
保険料によっては、補償される内容が異なったり、
補償金額に差異が生じたりするので、
契約するときによく話を聞いてから加入しましょう。
被災地にボランティア活動する場合には、
自分はケガをしてもいいからと思っていても、
相手側にとっては非常に迷惑な行為になるので、
ボランティアに参加する場合には、保険加入しましょう。
まとめ
被災地にボランティア活動しに行く場合に
損害賠償保険は必要なのか?などを紹介してきました。
TVなどで、被災地のボランティア活動している方々を見ると、
自分も参加しなければと思う方も大勢いるでしょう。
いきなり現地にいっても、
ボランティア活動保険などに加入していないと、
拒否される可能性もあります。
ボランティア活動する場合には、
被災者だけでなく、
他のボランティア活動している方に迷惑にならないように、
損害賠償保険だけは加入しておきましょう。
自分のためだけでなく、
他の人に損害を与えてしまう可能性もあるので、
確実に加入してからボランティア活動に行きましょう。