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子供の骨折を早く治す方法!治療中の過ごし方と骨づくりのための食事

スポーツや遊んでいる最中など、
子供は骨折などのけがをすることも多いですよね。

スポーツをしている場合、早く練習を再開したい!
お友達といつも通りに遊びたい!

骨折をしてしまうと、
普段できていたことができなくなってしまったり、
思い通りに動けなかったりとストレスがかかりますよね…

小さな子供だと、なおさらではないでしょうか。

骨折した場合は、病院での治療と
医師から言われたことを
最優先に取り組む必要があります。

家庭での過ごし方に気を付けることで、
骨の回復を早めることができます。

そこで、今回は、骨の回復を早めるために
骨折の治療期間に気を付けておきたいことをご紹介します。

【子供が骨折】自宅でできる治療期間の過ごし方とおすすめの食べ物

骨折を早く治すためには、次のことに気をつけて過ごしましょう。

1.適度に動く

医師から許可が出れば、
できるだけ日常生活のなかで体を動かすようにしましょう。

適度に体を動かすことで全身の血行が良くなり、
骨の回復にもつながります。

安静にするのも必要ですが、
あまり動かずにいると体力の低下にもつながります。

2.しっかり寝る

早寝早起きをして質のいい睡眠をとることが大切です。

昔から「寝る子は育つ」と言われていますよね。

質の良い睡眠をしっかりとることで、
骨を含め、体を丈夫に大きくする「成長ホルモン」が分泌されます。

骨折の治療中は、骨をくっつける大切な期間です。

成長ホルモンが不足すると、
骨の回復にも影響を及ぼすことが考えられるため、
質の良い睡眠が大切なのです。

3.食生活に気を付ける

骨は、

  • たんぱく質であるコラーゲン
  • ミネラル成分のカルシウム
  • リン

などが主な成分です。

骨折を早く治すためには、
骨の原材料になるものをきちんと補うことが大切です。

そのために、積極的に摂りたい栄養素と
具体的な食べ物をご紹介します。

<たんぱく質>

骨の構成成分であるコラーゲン(=たんぱく質)は、
赤身肉や魚、豆腐や納豆などの大豆製品に多く含まれています。

鶏むね肉、ささみなども、
脂質が少なくたんぱく質が豊富なのでおすすめです。

<カルシウム>

骨を構成する成分であるカルシウムは、
カルシウムの吸収率が良い乳製品がおすすめです。

牛乳であればコップ1杯(200ml)、
ヨーグルトであれば1カップ(170g)程度が1日の適量です。

乳製品以外にも、

  • しらす干し、干しエビなどの小魚や
  • 納豆などの大豆製品
  • 小松菜やモロヘイヤなどの野菜にも

カルシウムが多く含まれているので、
バランス良くあらゆる食品からカルシウムを取りましょう。

<ビタミンK、D>

カルシウムの吸収率を高めたり、
骨にカルシウムを吸着させる働きがあります。

ビタミンKは、

  • モロヘイヤ、
  • ほうれん草、
  • ブロッコリーなどの野菜、
  • 納豆などにも

多く含まれます。

ビタミンDは、

  • 魚類、
  • 卵、
  • 乳製品、
  • きのこ類などに

多く含まれています。

また、ビタミンDを体の中で生成するためには、
適度な日光浴が有効的です。

治療中でも、家で安静にするだけでなく、
ベランダに出たり、
少し外出するなどして日光に当たるようにしましょう。

<ビタミンC>

骨の構成成分であるコラーゲンを作るのを助けるのがビタミンCです。

  • キウイ、
  • イチゴ、
  • 柑橘系の果物に多く含まれるほか、
  • ブロッコリーやサツマイモなどにも

豊富に含まれています。

4.骨折した部分を温める

ケガをした部分は冷やすというイメージが強いのではないでしょうか。

もちろん、痛みがある時やケガをした直後は、
冷やして炎症を抑えることが重要です。

痛みが和らいでいる場合などは、
患部を温めて血流をよくすることで、
回復が早くなると言われています。

【骨折を予防しよう】骨折を予防するために気を付けたいこと

子供が骨折をしてしまった場合は、
できるだけ早く回復できるようにしてあげることが大事ですが、
骨折しにくい骨づくりも重要になってきます。

骨折しにくい強い骨をつくるには、次のことにも注意しましょう。

  • 糖質、カフェインを摂りすぎないようにする。
  • 加工食品、インスタント食品を避ける。
  • スポーツをしている場合、練習量の調整する。

小学生くらいの子供だと、
まだコーヒーなどをたくさん飲むことは少ないかと思います。

しかし、エナジードリンクなどのジュース類にも
カフェインは含まれています。

カフェインはカルシウムを追い出してしまうので、
摂りすぎには注意したいですね。

また、ジュースは、糖質の摂りすぎにもつながります。

砂糖などの糖質を摂り過ぎると骨が弱くなってしまうので、
日常的にジュースを飲む習慣がある場合は、
少しずつでも減らしてみましょう。

インスタント麺やスナック菓子をたくさん食べると、
リンをたくさん摂ってしまいます。

体のなかのリンが多くなりすぎると、
体はカルシウムとリンのバランスを調整しようとします。

すると、カルシウムが血液中に放出されてしまうので、
カルシウムが骨に沈着しにくくなります。

骨折中だけでなく、骨を強くするためにも、
日頃からインスタント麺やスナック菓子の食べ過ぎには注意しましょう。

スポーツをしている場合、食生活に気をつけることはもちろん、
トレーニングの量や負荷を調整することも重要です。

強い骨であっても、無理なトレーニングや
負荷がかかり続けてしまうと疲労骨折につながります。

まとめ

子供が骨折をしてしまった場合、
なるべく早く治してあげたいですよね。

友達と遊びに行けない、
思うように動けない、
スポーツの試合に間に合わせたいなど、
いろいろなストレスや不安がありますよね。

近年、子供の骨折が多くなっていると言われています。

外で遊ぶことが少なくなったり、
子供でも寝不足が問題視されていたり、
一番大きな原因は、食生活の変化です。

ファストフードが増えたり、
コンビニで手軽に済ませてしまうことで、
栄養バランスが偏りやすくなっていると言われています。

牛乳やヨーグルトなどの乳製品、
ビタミンが豊富な野菜や果物、
タンパク質を効率よく取れる肉類などをバランスよく食べましょう。

骨折を早く治すために気をつけることは、
これから骨折しにくい体づくりにもつながってきます。

適度な運動、
質の良い睡眠、
バランスの良い食生活を心がけてケガを予防しましょう。