キャンプと言えば、夏を思い浮かべるかと思います。
夏休みには必ずキャンプへ行った人もいるでしょう。
ですがキャンプは冬が魅力的なこと、ご存知でしょうか。
冬キャンプの魅力はいくつもありますが、まず、
- 虫がいないこと
- 人が少ないこと
- 星が信じられないほどきれいなこと、
- が挙げられます。
でも寒いことも確かです。
冬キャンプを楽しむためには、万全の寒さ対策も重要です。
冬キャンプの魅力や、寒さ対策についてのご紹介です。
冬のキャンプが魅力的なわけとは？
虫がいないから
夏のキャンプで嫌なことの1つは、
虫が沢山いるということでしょう。
特に虫嫌いの人にとっては、
それだけで夏のキャンプは行けないという人もいるでしょう。
夜になるとランタンには蛾が飛んできます。
蚊にも悩まされますので、
虫除けスプレーが手放せません。
ムカデ、ブヨ、ハチなど、
刺されたら大変なことになる虫もいます。
ですが、冬にはそういった虫は絶対にいません。
それだけで安心感がわきます。
人がとても少ないから
夏のキャンプは人が沢山います。
せっかく美しい高原や林に来ているのに、
自分たちのテント周りは他の人たちのテントだらけです。
静けさは望めません。
ですが、冬にキャンプに来る人はとても少ないので、
そういったストレスはありません。
自分の望みの場所にテントを張って、
ゆっくり過ごすことが出来ます。
静かにキャンプを堪能出来るのです。
焚き火を楽しめるから
真夏に料理のために火をおこすのは、
暑くてうんざりという感じでしょう。
ですが、冬のキャンプは
焚き火の温かさが本当にありがたく感じます。
焚き火を囲んで料理を食べながら、
ゆっくり会話も楽します。
焚き火をただ眺めているだけでも、
心がおだやかになり、ストレスも消えていくはずです。
星の美しさを堪能できるから
冬は空気が澄み切っているので、
星がとても美しく見えます。
おまけにキャンプ場は街中ではないので、
人工の灯りもありません。
冬にキャンプ場で見る星空は、
忘れられない程の美しさで誰もが感動します。
焚き火に当たりながら、
家族や仲間とゆっくり星を眺められるのは、
冬のキャンプだからこその醍醐味（だいごみ）です。
冬のキャンプ、テント内での寒さ対策は？
ポータブル電源を持参する
冬キャンプを楽しむには、
いかに寒さ対策を万全にするかが重要です。
少し高い買い物にはなりますが、
ポータブル電源があれば寒さ対策はバッチリと言えます。
電源サイトのあるキャンプ場を選べばいいのですが、
必ずどこのキャンプ場にも
電源サイトがあるわけではありません。
ポータブル電源があれば、
電源サイトの有無関係なく、
好きなキャンプ場を選べます。
それに、災害対策の備品にもなるので、
買っておいて損はありません。
ポータブル電源は、
家庭の壁についているコンセントと同じなので、
電気ストーブはもちろん、
電気毛布やホットカーペットも使えます。
寝る時にはマットの上に、
ホットカーペットを敷いて
その上で寝袋（冬用でなくても大丈夫）に入れば、
寒くありません。
あるいは寝袋なしで
電気毛布にくるまって寝てもいいでしょう。
ホットカーペットを使えないならコットを使う
ポータブル電源を持って行かない時には、
コットを使うと良い寒さ対策になります。
コットというのはキャンプ用の簡易ベッドです（ベンチにもなります）。
折り畳みが出来、持ち運びも楽です。
これを使えば地面との間に距離が出来るので、
冷気を抑えることが出来るのです。
寝る時にはコットの上にマットを敷き、
その上で寝袋（冬用）に入れば、
寒さを感じないで寝ることが出来ます。
また、湯たんぽやカイロも持って行くといいでしょう。
石油ストーブは電源なしで使えますが、
一酸化炭素中毒にはくれぐれも注意する必要があります。
冬のキャンプ、防寒になる服装は？
レイヤリングが重要
レイヤリングというのは、3層の重ね着のことです。
- ベースレイヤー（肌着）
- ミドルレイヤー（中間着）
- アウター（上着）
の3層です。
ベースレイヤーは、保温・吸水速乾性のあるもの、
ミドルレイヤーは、保温や通気性に優れているもの、
アウターは、防水や防風性に優れているものを選びます。
首元を温めるためのネックウォーマーや、
保温性のあるウールの靴下などもおすすめです。
冬キャンプのテント内の寒さ対策【まとめ】
冬のキャンプは、
- 虫がいないこと
- 人が少ないこと
- 星がきれいなこと等、
- 沢山の魅力があります。
ですが防寒対策が万全でないと楽しめません。
ポータブル電源があれば、
電気ストーブやホットカーペットも使えるので、
テント内も暖かく過ごせます。
服装はレイヤリングを意識すると、
寒さ対策になります。
