新生活。
新居への引っ越しが決まり、
ウキウキ、ワクワク!
入居時は、ハウスクリーニングもしてあり、
家はまだピカピカの状態。
まるでホテルのようですよね。
しかし、人が住んで時間がたつと、
シミ、ホコリ、傷など、
あらゆるところに生活感が現れてきます。
数年住み、退去時に
敷金が返ってくるかと思いきや、
逆に請求された!
なんて人も多いのではないでしょうか?
そういったトラブル回避のためにも、
入居前にやっておくべき家のケアを
いくつかご紹介したいと思います。
入居前にやっておくべき事は?
必ずやっておくべきことは、
大きく分けて8つ!
1.家具などを入れる前にバルサンを焚く!
これは、いわゆるゴキブリなどの虫対策です。
入居前、まっさらな状態の室内に焚いておけば、
家具や服などに成分がつく心配も無く、
すみずみまで成分が行きわたります。
特に、ゴキブリの動きが活発になる夜にやっておくのがおすすめ!
2.風呂の使用前に防カビ対策!
バルサンと同じく、焚く対策ですね。
防カビ成分の入った燻煙剤は、
2時間程度で済みます。
お風呂は入居時から毎日使用するので、
対策はしっかりやっておきましょう。
3.それぞれの箇所にフィルター設置!
これは年末の大掃除を楽にする対策でもあり、
こまめに替えれば、入居時に近い状態を保てます。
キッチンの換気扇、トイレの換気扇などの
ホコリが溜まりやすい箇所に貼っておきましょう。
4.水回りのコーティング!
入居前は、キッチンや風呂などは
ハウスクリーニングによってキレイに磨かれています。
なので、そのキレイなうちにコーティングしておけば
使用し始めてからの汚れの付着、沈着などが抑えられます。
5.マスキングテープで汚れガード!
これは普段こまめに掃除をしたくないという人にもおすすめです。
汚れそうな箇所にピッと貼っておくだけで
汚れたらはがして、また貼る!
といった簡単作業で汚れ防止に。
例えば、キッチンのコンロ周りの隙間、お風呂のドアの溝、
トイレの便器と床の接着面などですね。
コンロ周りなどは火のそばなので、
貼る場所には注意が必要です。
コンロ専用のコーキングテープを使うことをおすすめします。
6.エアコン室外機の配管ガード設置!
バルサンなどの害虫駆除はバッチリでも、
そもそもの侵入経路を塞いでおきたいですよね。
その中でも対策できるのは、エアコンの配管です。
フィルターも無しに外部と繋がっているので、
何も対策しないとゴキブリなどの虫は入り放題。
考えるだけで恐ろしいですね…。
専用のキャップなども売っているので、
入居前でしっかりガードしておきましょう。
7.洗濯機を乗せる台を設置!
洗濯機の下は狭く、なかなか掃除もしずらい箇所。
そこで、事前に隙間を作っておけば
掃除をする時に苦労しません。
洗濯機を設置した後では、
重くて1人で持ち上げるのも大変です。
先に設置しておけば、あとは洗濯機を乗せるだけなので
ぜひやっておきましょう。
8.家具設置の際の傷ガード!
食器棚、ベットなどの大型な家具を使用している人は、
搬入前に、傷予防のシートやジェルなどを貼っておきましょう。
設置の際に床を傷つけたり、
長年使用によりヘコミなども軽減されるでしょう。
退去時の費用をなるべく抑えるには?
部屋を貸してる大家さんは、
借りた人の退去時に、次の入居者が入る前には、
しっかりハウスクリーニングし、
住める状態に戻すのが義務です。
賃貸マンションを借りる際にかかる費用で
「敷金」というものがありますよね。
敷金は、通常に部屋を使用していれば、
「返してもらえるお金」です。
逆に、部屋の設備に大きな破損などをしてしまうと、
その修復費用が「敷金」から充てられます。
なので、入居前でバッチリ対策をして、
大きな破損が無い限り、
返ってくる可能性もあるということです。
借りた人の負担になる場合というのが、
故意、過失による損耗です。
損耗した箇所の修繕費用の負担割合については、
大家さんとの話し合いになりますね。
そして、入居年数や取替実績などを考慮した場合、
入居年数が浅かったり、その箇所の取替実績が無かったりすると、
大家さんとの負担割合も変わってくるでしょう。
前述した入居前の対策や、普段の生活を送っていれば、
退去時の費用も抑えられるのではないでしょうか。
まとめ
今回調べた対策は、
業者に頼るもので無く、
自分でできる対策ばかりです。
入居前の対策をすることによって、
その後の生活のしやすさ、
退去時の負担軽減になることは間違い無しですね。
新しい部屋への引っ越しは、
気持ちの切り替えとともに、
自分自身の生活の見直しをするチャンスでもあります。
こまめな掃除をすることで、
部屋のキレイが保たれ、気持ちにも余裕ができます。
仕事、学校での疲れを軽減するのも
キレイな部屋での食事、
キレイなお風呂での心身のリセット、
そういった余裕のある生活を送ることが大事ですね。
新生活を心身共に、元気な体で過ごしましょう。