ここ数年でよく聞くようになった
「大雪で車が立ち往生」のニュース。
大渋滞で全く車が動かなくなってしまうのもストレスですが、
それが1～2時間ならまだしも
一晩中動かなくなってしまうこともありえます。
車に乗るあなたには気になるニュースかと思いますが、
万が一立ち往生に巻き込まれて
何時間も車内に閉じ込められてしまった場合に
どうしたらよいでしょうか？
心配になりそうなのが、
寒さや空腹、トイレの問題かと思います。
寒さや空腹はある程度我慢できそうですが、
トイレについてはどうにもならないですよね。
ということで、今回は車内に閉じ込められた場合の
トイレについての対策とアイテムをご紹介いたします。
対策としては何といっても事前の備えが重要です。
いつ巻き込まれても良いように
車内に準備しておくことが一番大切です。
では何を用意しておいたら良いのか？
今回紹介するアイテムは以下の3種類です。
- 簡易トイレ
- 携帯トイレ
- その他
簡易トイレと携帯トイレは何が違うのか？
と思われるかもしれませんが、
大まかにいうと便座があるのが「簡易トイレ」で
便座がないのが「携帯トイレ」です。
それではそれぞれ見ていきましょう。
トイレ対策で必要なもの
簡易トイレ
簡易トイレのメリットは便座がついており、
大も小も兼ねられるため安心感があります。
デメリットとしては、
便座がある分パッケージが大きくなるため
保管場所を取ってしまうこと、
車の中で使用するスペースが確保しにくいことがあります。
便座はプラスチック製や樹脂製のものから
ダンボールのものもあり大きさも様々ですので、
あなたの車のスペースに合わせて選ぶとよいでしょう。
ある程度スペースが確保できる車であれば、
通常のトイレの感覚にもっとも近い
簡易トイレが一番安心して用を足せると思います。
目隠し用のポンチョが付属しているものもあり、
女性にも使用しやすいのではないでしょうか。
簡易トイレの場合は、実際に車内でトイレを使用する際に
「どのイスを跳ね上げて、どこにトイレを設置して」
といったシミュレーションも有効な準備の一つではないかと思いますね。
携帯トイレ
携帯トイレのメリットは
その名の通り携帯しやすいことです。
デメリットとしては
安心感・安定感があまりないということです。
これは私も高速道路の大渋滞中に使用したことがありますが、
いざという時にとっても役に立ちました。
念のため携帯トイレを買って
車内に常備しておいてはいたのですが、
実際使うとなると
ちょっと気が引けてずっと使わずにいました。
ですが、ある休日夕方の大渋滞に巻き込まれ、
にっちもさっちも車が動かない状態で
尿意の高ぶりが止まらなくなってしまい、ついに使用。
あの時の解放感といったらもう言葉に表せません。
その時は男性の小便だったので比較的問題なく使用できましたが、
女性や大の場合では安定感がないと難しいかもしれませんね。
また、使用後の臭いなども車内では気になるところでしたが、
薬剤により中で固まってしまう上、
チャックで閉めてしまえば全く気になりませんでした。
その他
その他にも飲み終わったペットボトルのキャップを付け替えて使用するものや、
車酔いのエチケット袋と併用できるものなどもあります。
ただ、いずれにしても小便のみの対応になりそうですね。
まとめ
雪で車が立ち往生してしまったときのトイレについてご紹介してきましたが、
一番大切なことは「トイレを我慢しないこと」です。
トイレを我慢しすぎてしまうことで体調を崩したり、
膀胱炎になってしまう可能性もあります。
また、狭い車内の中で長時間トイレに行かないように水分を飲まなくなることで、
運動不足と脱水による「エコノミークラス症候群」の症状が出る場合もあります。
できるだけ立ち往生に巻き込まれないように対策することも大事ですが、
いざという時のために今回ご紹介したアイテムを用意して
準備してみてはいかがでしょうか。
