私の手って老けてる？手を老化から防ぐには？
私たちは顔や髪については念入りにケアをしたり、
気を使います。
でも意外に見過ごしているのが手かもしれません。
もちろん、ハンドクリームをつけるくらいはしているかもしれませんが、
顔や髪のようにていねいに気を使っていないのではないでしょうか。
手はいつも酷使されています。
炊事や掃除、色々な仕事などで、必ず手は使います。
そのためうっかりしていると、
老けた手になってしまうのです。
手は人の目につきやすい部分です。
顔は若いのに手が老けていると、
「この人、意外に年いっているのかしら」
と思われかねません。
老けた手を改善する方法を紹介します。
手が老けてしまうのはなぜ？
手は皮脂が分泌されない
手には皮脂腺（皮脂を分泌する腺）がありません。
皮脂腺がある部位はそこから皮脂が出るので、
そのため皮膚の水分が蒸発しないようになっています。
自然とうるおったりもするのです。
ですが手は皮脂腺がないので、
肌が乾きやすいので水を使った後などは、
そのままにしているとカサカサになってしまいます。
手はいつも外に出ている
真冬に外へ行く時は手袋をするかもしれませんが、
それ以外は大体手は露出している状態です。
ただでさえカサカサしやすいのに、
外出すれば紫外線を浴びることになります。
紫外線を浴びることが多いと、
肌はハリがなくなりますので、シワが出てきます。
また、メラニンを吸収して徐々に黒くなっていきます。
20代のはじめころは、色白できれいな手だったのに
と思うこともあるかもしれませんね。
手はいつも働いている
食器を洗ったり、掃除したり、
重いものを持ち上げたりと、
手はいつも酷使されています。
そのため外部からの刺激や摩擦も受けます。
そうすると手はいっそうカサカサするばかりでなく、
刺激で皮がむけたり、
かゆくなったりすることもあります。
手はあまりケアされていない
水仕事のあとで、
簡単にハンドクリームはつけてはいるでしょう。
忙しいとそれも忘れてしまうことがあるかもしれません。
つまり手は、顔や髪に比べてあまり大事にされていないと言えるのです。
老けた手にならないためにはどうしたらいい？
手はゴシゴシ洗わない
手にばい菌が付いていることを心配して、
ゴシゴシ必要以上に洗ってしまう人がいます。
それは手にとっては最悪かもしれません。
低刺激性の石けんで、やさしく洗うようにします。
ぬるま湯で洗い流すようにし、
タオルで拭く時にもおさえるように、
摩擦しないように水気を拭き取りましょう。
外出する時には必ず手にも紫外線対策をする
手はかなり紫外線を浴びやすい場所です。
紫外線を浴び続けていると、肌はカサカサ、
シワの原因にもなってしまいます。
外出する時には
UVカット効果のあるハンドクリームを
つけるようにします。
UVカット機能が高ければ
高いほど良いというわけではありません。
肌の弱い人には
刺激を与えてしまうこともあるので、
気を付けましょう。
外出中に、2時間くらいしたら
塗り直すことが大事と言えます。
自分に合ったハンドクリームを使う
1日に必ず3回から5回は
ハンドクリームをていねいにつけましょう。
手が老けないためには、
- コエンザイムQ10
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
などが入ったハンドクリームを選ぶようにします。
それに加えてUVカット効果のあるものがおすすめです。
一回に使う量の適量は、
人差し指の指先から第一関節までの長さ、
と一般的にはすすめられています。
それくらいの量でないと、
手全体に十分行き渡らないのです。
手荒れがひどいようであれば、
第二関節までの長さを使うと良いようです。
水仕事をする時は必ずゴム手袋をする
当然のことながら、
食器を洗ったりなど水仕事をする時には、
面倒くさがらずにゴム手袋をつけましょう。
毎日の水仕事で肌が水にさらされていると、
肌はかなりのダメージを受け続けることになります。
最悪主婦湿疹と呼ばれるような湿疹になることもあります。
肌が弱い人はゴム手袋をする前につける、
綿でできた下履き手袋をつければいっそう安心です。
老けた手のケア【まとめ】
手は年中露出しており、
色々な刺激を受けやすいところです。
水仕事や紫外線によるダメージで、
カサカサになりシワも出来やすくなります。
ですが意外にケアが見過ごされています。
手を洗う時には優しく洗うようにして、
外出する時にはUV対策もしましょう。
1日3回以上、
コエンザイムQ10やヒアルロン酸などが
入ったハンドクリームをたっぷりつけます。
水仕事をする時にはゴム手袋も忘れないようにしましょう。
