季節を問わず飲める麦茶は
どのご家庭でも身近な存在ですよね。
今日は麦茶をもっと美味しく
飲む方法を紹介したいと思います。
・抽出方法を変える
・麦茶に何かを足す
以上の2点に注目しながら
「麦茶を美味しく飲む方法」について
お伝えしていきますね。
麦茶の種類
おいしく飲む方法の前に
麦茶の種類を少し確認してみましょう。
麦茶は原料となる麦によって味や香りが異なります。
今回は4種類紹介しますね。
六条大麦
麦茶に最も適している麦、と言われています。
タンパク質が多めでデンプンが少なめです。
適度な香ばしさと苦みが特徴と言えるでしょう。
二条大麦
六条大麦より粒が大きいです。
デンプンが多く、タンパク質が少なめです。
お茶にしたときの味は、どちらかというと
甘みを感じやすいものになります。
はと麦
はと「麦」となっていますが、
実はイネ科の植物です。
お茶の原料として使うと、
爽やかでスッキリとした味わいを楽しめます。
はだか麦
外側の皮が簡単にむけることから
その名がつきました。
食物繊維が多く、
麦みその原料としても使われるのだとか。
外皮を使わないぶん、苦みも少なく
まろやかな味わいが楽しめます。
では次に、抽出方法について
お伝えしていきますね!
麦茶の抽出方法
麦茶の抽出方法は大きく分けて3つあります。
煮だし、お湯出し、水出しと呼ばれます。
それぞれを1つずつ見ていきましょう。
なお、今回は全て「麦茶パック」の利用を想定しています。
煮出す
水をやかんで沸騰させ、
そこに麦茶パックを入れて数分煮て、
お茶を抽出する方法です。
お茶を飲むまでに時間と手間は少しかかりますが、
麦茶本来の香りや味を楽しみたい方におすすめです。
煮出しすぎると苦みが強くなる点には
注意してくださいね。
お湯出し
ポットなどに麦茶パックを入れて、
沸騰させたお湯をかけてお茶を抽出する方法です。
「煮出し」ほど味が濃くなりません。
少しさっぱりした味わいがお好きな方には
こちらがおすすめではないでしょうか?
水出し
ポットなどに入れたお茶パックを水に浸して、
お茶を抽出する方法です。
水のまま使い、沸騰させる必要がないので
時短になりますね。
苦みがほとんど出ず、
さっぱりと甘い仕上がりになりますよ。
今度は「麦茶に足すと美味しいもの」を
お伝えしますね。
麦茶の美味しい飲み方
麦茶そのものはクセがなく、飲みやすいので
いろいろなものと相性が良いようです。
麦茶に足すと美味しいものとは?
砂糖
「麦茶に砂糖?」という声も聞こえてきそうですが
砂糖を入れた麦茶を好んで飲む地域もあるのだとか。
砂糖を入れることで麦茶の香ばしさが際立ち、
口当たりやのどごしがまろやかになりますよ。
少し濃い目に煮出した麦茶と砂糖の相性が
良いようです。
はちみつ
砂糖よりも爽やかな甘さを楽しめます。
ふんわりとした味わいがジュースを
彷彿とさせるようです。
はちみつは底に沈みやすいので
よく混ぜるのを忘れないでくださいね。
お好みでレモン汁を入れると
「はちみつレモン」になるかも?
炭酸
紅茶に炭酸を合わせたティーソーダをご存知ですか?
麦茶は紅茶の代用としても成り立つようで、
炭酸との相性も期待できるとのこと。
濃い目に作った麦茶と炭酸を1:1で
割ってみてください。
暑い日に「グビグビ」飲めるソフトドリンクの完成です!
麦茶のコクとさっぱり感が楽しめます。
豆乳
麦茶と牛乳の相性が良いのは
わりと知られているかもしれませんが、
豆乳との相性も良いですよ。
麦茶と豆乳を1:1で混ぜてみてくださいね。
甘めがお好きな方はガムシロップを
追加しても良いかもしれません。
練乳
「え!練乳!?」と思われるかもしれませんね。
でも、しっかり濃い目に煮出した麦茶と
たっぷりの練乳はとても合いますよ。
よくかき混ぜて、氷を入れたら
とっておきのドリンクの完成です。
甘いミルクティーや甘いコーヒーみたいで
全く違和感なく飲める!と好評です。
きなこ
麦茶の香ばしさがさらに引き立ちます。
200mlの冷たい麦茶に大さじ1のきなこを
入れるとミネラルと食物繊維が含まれた
健康的なドリンクの完成です。
お通じがよくなってダイエット効果が
期待できるかもしれませんね。
麦茶をもっと美味しく飲もう!
麦茶の種類による香りや味の違い、
抽出法による味の違い、
そして、別のものと合わせることで生まれる味わい…。
工夫次第で麦茶の可能性はどこまでも広がりますね。
ぜひ、お気に入りの飲み方を見つけてみてくださいね。