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和室の掃除の仕方-天井・障子・畳などのお手入れ方法を解説

日本人にとって和室は身近にあるものですが、
正しい掃除の仕方を知っている人は少ないのではないでしょうか。

洋室とは掃除の仕方も大きく異なります。

たとえば和室は1週間から2週間に1回掃除するだけでよいのです。

普段の掃除は床にホウキをかける程度でよいのです。

和室はデリケートな部屋なので掃除の方法を知っておく必要があります。

それでは和室の掃除の仕方について解説していきます。

和室の掃除の仕方

和室掃除の原則

和室は原則「上から下、奥から手前」の順番で行います。

基本的にはたきがけなどホコリを落とす掃除なので、
上から落ちてきたホコリを最後に掃除するようにします。

順番としては

  • 天井
  • 鴨居、家具
  • 照明器具
  • 障子

になります。

天井の掃除の仕方

天井まで届く長い柄のはたきやハンドワイパーで掃除します。

できるだけ脚立をつかわないで掃除するようにしましょう。

とくに天井の四隅は念入りに掃除してください。

敷居の掃除の仕方

天井と同じく長い柄のはたきやハンドワイパーを用います。

ほこりが溜まりやすいので丁寧に掃除しましょう。

タンスなどの家具があれば天板のホコリをおとします。

照明器具の掃除の仕方

天井からぶらさがっている照明器具なら、
ハタキをつかって天板のホコリをおとします。

ちなみに天井からぶら下がっている照明器具は、
カバーが外せるようになっています。

天板の四隅にある黒い金具をクルッと回すだけで
外せる照明器具が多いです。

障子(しょうじ)の掃除の仕方

桟(さん)にたまっているホコリを
ハタキやハンディモップなど軽くホコリを払います。

順番としては上から下、縦から横へとはたきます。

はたく時障子をやぶらないように気をつけましょう。

ハタキでとれないホコリは歯ブラシで取れます。

壁の掃除の仕方

昔の和室に多い塗り壁の場合は
ホコリをはたきでおとします。

水拭きはシミの原因になるので厳禁です。

汚れが目立つ部分は
消しゴムを軽くこすると落ちる場合があります。

畳の掃除の仕方

畳はいちばん汚れる部分なので
念入りに掃除する必要があります。

畳の目にそって1枚ずつ掃除機をかけます。

ゆっくりと丁寧に、
一定の速さでかけるようにしましょう。

畳一枚につき1分ほど時間を掛けて
掃除するようにしてください。

すべての畳に掃除機をかけたら
仕上げに乾拭きで掃除して終わりです。

敷居の掃除の仕方

ブラシ付きの掃除機を溝にあてて掃除します。

レールの角は歯ブラシなどで落とせます。

また輪ゴムを使って挟まったホコリを除去することが可能です。

ケースごとの和室の掃除方法

天井のしみ

塗装されていない無垢の木材のシミは
木部用の漂白剤で落ちることがあります。

ただしシミが広範囲に広がっている場合は
業者に頼んだほうがよいでしょう。

だいたい6畳間で4万円から6万円が相場です。

柱、障子の桟(サン)などの木部

天井と同じく木部用の漂白剤を使えば落ちることがあります。

この際畳の上に洗剤がおちないよう畳を養生してください。

障子紙

変色した障子紙には漂白剤を使います。

  •   水1リットル
  • 漂白剤小さじ1
  • 洗濯のり大さじ2

の割合で霧吹きの中に入れます。

障子に吹きかけると変色した部分が白くなります。

変色が多い場合は張り替えたほうがよいでしょう。

畳の汚れ

畳に食べ物をこぼしてしまったら、
塩をふりかけ歯ブラシでこすりましょう。

汚れを落としたら塩を掃除機で吸い取り、
硬く絞った雑巾で拭き取ります。

畳にカビが生えた場合はエタノールをかけ、
乾いた雑巾で拭き取ってください。

重曹や漂白剤を使って掃除するのは厳禁です。

畳の掃除にはクエン酸エタノールを使用してください。

まとめ

和室はデリケートで
掃除しにくいイメージがありますが、意外とカンタンです。

掃除の頻度も少なくホコリ取りが中心なので、
掃除の手間も少ないです。

和室の掃除の仕方を守って
きれいなお部屋を保つようにしましょう。