最近、肌がゆらぐとかゆらぎ肌とか、
そういった言葉を聞くことはありませんか？
ゆらぎ肌というのは、季節の変わり目やストレスなど、
色々な理由で肌が一時的に不安定な状態になることです。
いつも使っている化粧水なのにこの頃ヒリヒリするとか、
皮膚に赤みが出るようになったとか、
肌がとても敏感になります。
いわゆる敏感肌とは違い、あくまでも一時的なものです。
ですが出来るだけ早く改善して、
美しい肌に戻りたいと思いますよね。
肌のゆらぎについて考えます。
ゆらぎ肌の症状とは？
ゆらぎ肌というのは、皮膚科の専門用語ではありません。
何らかの理由で肌のバリア機能が弱まって、
いつもの自分の肌とは違う、
トラブルの起きている肌のことを、
ゆらぎ肌と呼ぶようになっています。
人それぞれゆらぎ肌の状態は違うかと思いますが、
代表的な症状はどのようなものでしょうか。
いつも使っているスキンケアアイテムが合わなくなった
以前から気にいって使っている化粧水や乳液が、
肌に合わなくなったりします。
ヒリヒリしたり、しみるような感じがしたり、
使った後も肌につっぱり感が出たりします。
大人ニキビができる
肌が乾燥しているのにニキビがポツポツと出来たりします。
湿疹まで出来ることもあります。
ゆらぎ肌の原因は？
季節の変わり目
ゆらぎ肌になるもっとも多い原因は、
季節の変わり目かもしれません。
季節の変わり目は、
急に温かくなったり、寒くなったり、
乾燥したりします。
秋は急に寒くなりますし暖房を使い始めたりしますから、
肌が乾燥してしまいます。
春先は花粉が飛びますし、
風が強い日が多いのでホコリやチリが肌に付き、
肌への刺激は半端ありません。
ホルモンバランスが崩れる
色々な原因でホルモンバランスが崩れると、
肌に良い作用をするホルモン（エストロゲン）が
減少しますので、肌の調子が不安定になります。
ストレスや栄養不足
仕事や人間関係など様々な理由でストレスを感じていると、
それもゆらぎ肌の一因になってしまいます。
ストレスを感じると良く眠れなくなりますし、
睡眠時間の不足が続くと肌にはダメージになります。
また、忙しくてきちんと栄養のある食事を摂っていないと、
それもゆらぎ肌の原因になります。
ゆらぎ肌になった時のスキンケアはどうしたらいい？
洗顔はやさしく
ゆらぎ肌になっている時は、
肌がかなりデリケートになっています。
そういう時の洗顔は、
特にやさしく洗うことが肝心です。
刺激の少ない洗顔料を使い、ぬるま湯でやさしく洗います。
タオルで拭くときは、こすって水分をとるのではなく、
あくまでもタオルで押えるようにして水分を取りましょう。
ていねいに保湿する
肌のバリア機能が低下している時は、
かなり肌が乾燥している状態です。
肌のうるおいをよりいっそう大切にしましょう。
とは言え、出来るだけ刺激の少ない
スキンケアアイテムを使う必要があります。
一時的にいつものスキンケアアイテムを
より低刺激性のものに変える必要もあるかもしれません。
ですが同時に何種類もの保湿用品を使ってしまうと、
かえって肌を刺激してしまいます。
スキンケアはシンプルに、というのも鉄則です。
ゆらぎ肌の時のメイクはどうする？
ゆらぎ肌の時にはすっぴんがいいのではないか
と思っている人は多いかもしれません。
でも仕事に行くのにすっぴんでは・・と、
いやいやファンデーションを
塗っている人もいるかもしれませんね。
結論から言うと、むしろすっぴんでいることはよくありません。
なぜなら紫外線やほこりなどがダイレクトに肌に来るからです。
それでゆらぎ肌の時には、
紫外線や花粉、ホコリなどから肌を守ってくれる
BBクリーム（敏感肌用）を使うといいでしょう。
ゆらぎ肌対策になる栄養を摂る
ビタミンB群や、
ビタミンA、C、Eを心がけてとるようにしましょう。
豚肉や卵にはB群が豊富ですし、
かぼちゃ、ニンジン、ブロッコリーなどの緑黄色野菜も
積極的にとることを心がけましょう。
肌がゆらぐとは【まとめ】
季節の変わり目やストレスをかかえたりすると、
肌のバリア機能が弱くなって
一時的に肌の調子が悪くなります。
そういう肌をゆらぎ肌と呼びます。
いつもの化粧水がしみたり、
赤みが出たりするようになります。
そういう時は肌がかなりデリケートになっているので、
洗顔方法を変えたり、
低刺激性のスキンケアアイテムを使うようにしましょう。
ベースメイクは敏感肌用のBBクリームがいいかもしれません。
すっぴんはおすすめ出来ません。
