空き巣被害や一人暮らしの女性の防犯として、
防犯対策をしなければいけない場所はたくさんありますが、
意外とそのままにしてしまう方が多いのがドアスコープ。
玄関のドアスコープから覗かれることや、
盗撮されるというケースが多くあります。
ドアスコープから室内の明かりや様子もわかるので、
留守の時間を知り空き巣を計画しようとする人もいます。
こういったケースに備えるために、
玄関のドアスコープの防犯対策は万全にしておくべきです。
しかし賃貸の場合だと、
マイホームと違い退去時に傷がつかないか、
賃貸でも防犯対策をしてもいいものか、
と悩んでいる方も多いと思います。
そこで今回は、賃貸でも使えるドアスコープの対策をご紹介します。
ドアスコープの防犯方法
ドアスコープにできる防犯対策の方法は、
大きく分けて2種類ありますが、
防犯性の高いドアスコープに換えるか、塞ぐかです。
しかし賃貸物件の場合では、
原状回復の義務を考えると
ドアスコープそのものを換えることは難しく、
塞ぐ方法がおすすめです。
塞ぐ場合でも傷をつけずに元通りになるような方法を選びましょう。
それではおすすめの方法を２つご紹介します。
ドアスコープをシールなどで塞ぐ
シールや布でドアスコープの内側を塞ぐ方法があります。
ドアスコープは小さいので、
サイズに合った余ったシールや布ですぐに対策がきます。
わざわざ買いに行かずに対策できるのが楽ちんです。
ただしシールを貼る場合は、
剥がす時にドアに傷をつけないように気を付けましょう。
ドアスコープカバーを取り付ける
市販のドアスコープカバーで塞ぐ方法があります。
100円均一から、ホームセンターやネットショップで購入できます。
インターホンが鳴った時など室内から外の様子を見たい時は、
カバーを回して動かし普段はドアスコープを塞いでおきます。
特におすすめのドアスコープカバーはマグネット式のものです。
玄関ドアはマグネットがつく鉄製である場合が多いので、
賃貸物件ではマグネット式が良いでしょう。
ドアスコープからの空き巣被害も防ぐには？
上記で紹介した方法はドアスコープを完全に塞いでしまう方法です。
この方法、実はデメリットもあるんです。
デメリットは空き巣の被害に遭いやすいこと。
完全にドアスコープを隠してしまうと、
室内の様子が全くわからず「いつも留守だ」
と思われ空き巣の被害に遭う可能性が高まります。
そこでドアスコープから覗かれたり
盗撮されたりするのを防ぎながらも、
空き巣対策をしたい方は、
半透明なものでドアスコープを塞ぐべきです。
クリアファイルやビニールのシートをサイズに合わせて塞ぎます。
わたしもこの方法でドアスコープを塞いでいます。
わたしの場合はマスキングテープを使用することで半透明の状態にし、
剝がしやすいようにしました。
日中は室内の光が漏れてくるため、
心配な方もいるかもしれません。
しかし、中の様子がぼやけてはっきりとわからない状態なので、
盗撮や覗きの被害には合わないでしょう。
マスキングテープのような半透明のもので塞いでいる状態は、
室内が明るいかどうかはわかります。
そのため室内にいる場合は明かりが漏れて、
留守とは思われないので空き巣の被害には遭いづらいです。
ドアスコープを完全に塞ぎたい方以外は、
半透明のもので様子を見てもいいかもしれません。
まとめ
今回はドアスコープを塞いで防犯する方法をご紹介しました。
小さな覗き穴から、
盗撮や空き巣の被害に繋がることもあるので、
しっかり対策をしましょう。
ドアスコープカバーは便利ですが、
中の様子が全く見えないというデメリットもあります。
中に人がいることを知らせるためにも
半透明なものを選ぶと良いでしょう。
ワンルームや１Kのように狭い部屋だと、
中の様子がすぐにわかるので覗き見や盗撮の被害に遭いやすいです。
新生活が始まる時期、
防犯面にも気を付けて物件を選んだり対策をしたりしましょう。
