毎年春に私たちを悩ませる花粉。
今回は屋内でも悩ませてくる花粉を
少しでも家の中に入れない換気の仕方や
入ってしまった花粉の量を減らす方法などを
紹介していきたいと思います。
あなたは上手く換気できているでしょうか?
換気の仕方
まず、窓の開け方ですが、
開け幅は10㎝程度にとどめておきましょう。
全開にしてしまうと
花粉が入りたい放題になってしまいます。
そして、
レースカーテンは必ず閉めたままにしましょう。
レースカーテンがあることによって、
花粉の入ってくる量が、
通常の4分の1にまで抑えられます。
換気時間は、
一回あたり10分を目安に行うと良いです。
さらに空気清浄機を持っている場合は、
必ずつけておきましょう。
置き場所は、窓際が良いかと思いきや
「外気が入る窓の正面の隅」が良いそうですので、
換気の際はそちらに配置してみましょう。
また部屋の中で加湿器をつけ、
湿度を40%程度に保つと、
入ってきた花粉が水分をまとい、
床に落ちやすくなります。
そうすると、部屋の中での浮遊している
花粉の量も少なくなり、直ぐに掃除機を
かけることで、室内の花粉を減らすことができます。
壁に沿って舞っていた分の花粉は、
窓を閉め、風の流入がなくなると
そのまま下に落ちますので、
そこを重点的に掃除する事もオススメします。
また、給気口と排気口が開いていれば、
窓を開けなくてもそこから空気の入れ換えが
できる仕組みになっていますので、
上手く活用してみてはいかがでしょうか。
ただ、外気を取り入れる給気口側に
フィルターが付いていないと、
ダイレクトに花粉が入ってきてしまう事もありますので、
フィルターが付いていない場合は、
取り付けるなどの対策をしましょう。
換気するタイミング
一日の中でおすすめのタイミングは、早朝です。
花粉は気温の上昇に伴って飛散量が多くなります。
そのため、飛散量が比較的少ない早朝が
開けるのに最適な時間となります。
逆に避けた方が良い時間帯は、11時~15時ごろ。
気温が上昇し、一日の間でもっとも
飛散量が増えます。
夕方は、昼間飛散した花粉がまだ残っているため
あまりオススメはできません。
また、夜間も気温が低く換気をするには
良い時間なのですが、防犯の意味では避けて
おいた方が良いかもしれませんね。
天候別でおすすめの日は、雨の日です。
雨により花粉が下に落ちますので、
飛散量は少ない傾向にあります。
この間に換気をするのも良いです。
ただし、雨が降った後の晴れた日は
気温が上がり湿度も下がることで、
花粉量が急増するので
気をつけなければなりません。
また、風が強い日も同じように注意が必要です。
その他
なかなか早朝に窓を開ける事ができない、
もう少し気楽に何とかしたいというあなたは、
「花粉を通しにくくする網戸」や
「98%花粉をカットしてくれる換気システム」
などの製品もありますので、
一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
いくら気をつけて換気をしていても、
全てシャットアウトすることは難しいです。
洗濯物の外干しでもつきますし、
帰宅した際にも髪の毛や服などについて
玄関から花粉は入ってきてしまいます。
ですので、洗濯物は部屋干しにする、
家に入る前に花粉をよくはらい落とす、
玄関に空気清浄機を設置するなど、
対策が必要となります。
基本は、家に入ってくる花粉量を減らす。
そして入ったものは落として除去するという
細かいことの繰り返しですが、やるとやらないでは
大分違ってきます。
一歩も外に出ていなくても、目のかゆみやくしゃみ
鼻水などが出ると、気分が萎えてしまいますよね。。
そんな辛い花粉の時期を少しでも
快適に過ごせるよう、工夫しながら
一緒に乗り切りましょう!