「痩せやすい体質の人がうらやましい。
体質は遺伝だから仕方ないのかな?
痩せ体質な人の特徴や生活習慣が知りたい!
真似したら太りやすい体質でも、
スリムになれるかな…。」
こういった悩みや要望に応える記事です。
最後まで読めば次のことがわかります。
- 痩せ体質な人の特徴がわかる
- 真似するべき生活習慣がわかる
- 痩せ体質になる方法がわかる
実は痩せ体質な人に、特別な特徴や習慣はありません。
難しいことは何もないので、
この記事を参考に太りやすい体質を改善しましょう。
【痩せ体質な人の5つの特徴】太りやすい人との違い
生まれつき太りやすい体質だから仕方ない、
と思っていませんか?
確かに体質は遺伝的な要素もありますが、
諦めてはいけません。
親が太っていても痩せ体質な人や、
親は痩せているのに、太りやすい人がいるからです。
痩せ体質な人の特徴を理解することで、
改善点がみえてきます。
痩せ体質な人の5つの特徴
代謝が良い
体温が高く、汗をかきやすい特徴があります。
とくに基礎代謝量が高い人は、太りにくい体質です。
基礎代謝は、動いていない状態でも行われる、
カロリー消費のことです。
筋肉量によって変動し、多いほど基礎代謝が良く、
「痩せやすく太りにくい体質」になります。
腸内環境が良い
腸内環境を整えると、体は自然に痩せていきます。
「やせ菌」といわれる善玉菌が、
肥満予防に効果的な物質を作るからです。
善玉菌が作る物質は「短鎖脂肪酸」と言って、
3つの効果があります。
- 脂肪を燃焼させる
- 食欲を抑える
- 代謝を上げる
褐色脂肪細胞の働きが高い
脂肪細胞の一種で、脂肪を燃焼させる働きをします。
消費カロリーが増えるので、肥満を予防できます。
褐色脂肪細胞が活性化している人は、
量を食べても太りにくい痩せ体質です。
食事以外にも楽しみがある
痩せ体質な人は仕事や趣味に忙しく、
食事に対しての執着が低い特徴があります。
満腹によるパフォーマンスの低下を嫌い、
食事にかける時間すら惜しみます。
食べること以外の楽しみをもっているので、
暴飲暴食をしません。
体を動かすことに抵抗がない
運動好きとまではいかなくても、
歩く・自転車をこぐなどの、
日常的に体を動かしています。
家事が得意で、肉体労働に抵抗がありません。
せっかちな性格で、
自ら動いた方が早いと感じれば迷わず動きます。
「やっぱり遺伝によるものだ!」
と思うかも知れませんが、改善することは十分可能です。
痩せ体質の特徴は、身に付けられるからです。
そのためには、自分との違いを理解する必要があります。
太りやすい人と痩せ体質の違い
- 暑がりだけど体温が低く、汗もあまりかかない
→代謝が低い - 食物繊維が足りてない
→腸内環境が悪く、善玉菌が増えない - 栄養バランスが乱れている
→褐色脂肪細胞の働きが低い - 「やけ食い」など暴飲暴食しかストレスの発散方法がない
→のめり込めるものがない - 出前や外食ばかりで、タクシー移動が多い
→家事をあまりせず、ほとんど歩かない
当てはまる分だけ改善の余地があります。
違いがわかったところで、
具体的な改善方法を解説していきます。
【痩せ体質になる方法】真似するべき7つの習慣
痩せ体質になるための方法は、
生活習慣を真似することです。
すぐに始められて、高い効果が期待できるからです。
特別なことはしていないので、難しくありません。
真似するべき7つの習慣
1. 体を動かすくせがついている
せっかちという特徴のせいか混んでいるなら、
エスカレーターを使わず階段をのぼります。
とくに駅の階段は長くて数も多いので、
かなりいい運動になります。
<期待できる効果>
- 日常的に体を動かせるので、継続しやすい。
- 筋肉量が増えることによって基礎代謝が上がる。
2. よく噛んで食べる
一口が少なく、咀嚼回数が多い特徴があります。
ゆっくり食事をすることが習慣になっています。
<期待できる効果>
- 満腹中枢が刺激されて、少量でも満腹感を得られる。
- 食べるのが遅くなるので、早食いをしなくなる。
- 食べ過ぎを防げる。
3. 朝食を抜かず夜は少なめ
朝はしっかり食べる習慣があるため、
昼にあまりお腹が空きません。
遅めの昼食をとって夕食は軽めになるか、
昼夜兼用の夕食を早めにとります。
2回ほどの間食をはさむだけで、十分1日もちます。
<期待できる効果>
- 消費カロリーに合わせて、摂取カロリーを減らせる。
- 朝食をとることで、昼と夜の食べる量を抑えられる。
4. 1食の量が少なく回数が多い
1度にたくさん食べないかわりに、
間食をする習慣があります。
1日の食事量を分割して食べているので、
大食いになりません。
空腹に耐性があり、
腹ペコでも食べられる量が少ないため、
食べ過ぎることがないのです。
<期待できる効果>
- 食事誘導性熱産生という代謝活動によって、
食事をするときもカロリーが消費される。
回数が増えれば受ける恩恵も増える。 - 減らした食事量を回数で補えるので、
空腹を我慢しやすい。
5. バランスの良い食事を心掛けている
意識して野菜を食べる習慣があります。
毎日欠かさずタンパク質を摂取し、
スパイスをよく使います。
<期待できる効果>
- 食物繊維を多く摂取できる。
- 筋肉がつきやすくなる。
- 体温が上がり脂肪を燃焼しやすくなる。
- 唐辛子・ショウガ・ニンニク・ワサビなどに含まれる成分が、
褐色脂肪細胞を活性化させる。
6. 毎日湯船に浸かる
30分以上かけて、ゆっくりと入浴する習慣があります。
<期待できる効果>
- 汗をかく習慣が身に付くことで、代謝が良くなる。
- 体温が上がりカロリーを消費しやすくなる。
- 風呂場を掃除する習慣がつくので、体を動かす機会が増える。
7. ジュースより水(炭酸水)やお茶をよく飲む
寝起きに水か炭酸水を飲む習慣があります。
朝はカフェオレなど、糖分入りのドリンクを飲みますが、
それ以外はジュースをほとんど飲みません。
<期待できる効果>
- 糖分のとり過ぎを防げる。
- 炭酸水は炭酸が腸を刺激して消化活動を促進させる。
- 緑茶に含まれる茶カテキンが、褐色脂肪細胞を活性化させる。
他にも痩せ体質な人は、
体重よりも体脂肪率を気にします。
体重が増えても、
見た目がスリムなら良いと考えているからです。
数字に惑わされずに済むので、
無駄に焦りません。
痩せる目的を見失わないことが大切です。
【痩せ体質な人の5つの特徴】まとめ
痩せ体質の特徴は次の5つです。
- 代謝が良い
- 腸内環境が良い
- 褐色脂肪細胞の働きが高い
- 食事以外にも楽しみがある
- 体を動かすことに抵抗がない
真似するべき痩せ体質の習慣は、次の7つです。
- 体を動かすくせがついている
- よく噛んで食べる
- 朝食を抜かず夜は少なめ
- 1食の量が少なく回数が多い
- バランスの良い食事を心掛けている
- 毎日湯船に浸かる
- ジュースより水(炭酸水)やお茶をよく飲む
痩せ体質な人も特別なことはしていません。
バランスの良い食事や、湯船に浸かるといった、
当たり前のことをしているだけです。
習慣になっていることが重要なのです。
この記事を参考にして、
痩せ体質な人の習慣を実践してみてください。
この機会にスリムな体を手に入れましょう。