あなたは普段から書籍を読みますか?
読書家たちが陥りやすい「積読」という言葉があります。
「積読」とは字のごとく、
買った書籍を読まずに積んでおくことを意味します。
なぜ買ったのに読まないのか、不思議ですよね。
しかし「積読」は悪いことではないのです。
今回は「積読」の意味とメリットや解消法を紹介していきます。
積読の意味とは
積読とは、買った書籍を読まずに積んでおくことを意味します。
積読は明治時代からあった言葉といわれており、
読書家の間では古くから「積読」に
悩まされている人も多かったようです。
読書家の人たちにとって
積んでいる書籍は決して集めているのではありません。
読む時間がなくて積んだままになったり、
他の書籍を読むことを優先して積んだままになったり、
理由は読書家の人によりさまざまです。
そもそも、書籍を積んでおくことは見た目が良くないですよね。
積んでおく部屋のスペースがもったいないですし、
そもそも書籍を買わなければ積む必要もありません。
しかし、読書家の人たちにとって積んである書籍は
「読みたい書籍」ばかりなのです。
書籍には期限はありませんので、
腐ったり悪くなったりはしません。
書籍を買うこと自体に意味があり、
いつ読んでもよいのです。
何よりも大好きな書籍が積んである空間は
読書家の人たちにとっては幸福度があがるに違いありません。
積読のメリット
では、積読のメリットを2点紹介します。
常に新しい書籍を手に入れられる
世の中にはたくさんの書籍があり、
毎日のように書店で販売されています。
欲しいと思ったときに手に入れなかった場合、
廃刊などで一生手に入らないこともあります。
「あのとき買えばよかった」と後悔するくらいなら、
手に入れて積んでおくメリットのほうが大きいのです。
手に入れるだけで価値になる
書籍は手に入れた時点で自分自身の価値となります。
書籍が部屋にあることで、
人は刺激を受けられると言われています。
書籍が部屋に置いてあれば、
ふとしたときに手を伸ばし読むことができます。
ふと読みたくなったときにすぐ読むことができて、
情報や知識を得ることができるので大きなメリットといえます。
「積読」の解消法
「積読」に対して抵抗のない人もいれば、
書籍を減らしたいと思っている人もいるかと思います。
「積読」を解消するための方法を3点紹介します。
書籍を見えるところに置いておく
積んである書籍に優先順位をつけ、
目に見えるところにおいてみましょう。
例えば、トイレ、テーブルやベッドの上など、
目に見えるところに置くことで自然と手を伸ばしやすくなります。
そうすれば、読もうと思う気持ちが強くなり読みやすくなるでしょう。
電子書籍を利用する
積む書籍を増やさないためには、
電子書籍が便利です。
スマートフォンやタブレットなどで
気軽に読むことができちゃいます。
紙の書籍の質感が好きな人もいると思うので、
ジャンルによって紙と電子を分けるのもおすすめです。
読み切らなくてもよい
書籍を買ったら必ず最初から最後まで
読み切らなければならないと思っていませんか?
そんなことは決してありません。
「全部読まなければ」
と思うと読書へのハードルが上がってしまいます。
目次を見て気になる部分だけ読んだり、
ペラペラめくって読みたいとこだけ読んだりするだけでも
読書へのハードルが下がり読みやすくなります。
積読の意味やメリット【まとめ】
今回は、「積読」の意味やメリット、解消法について紹介しました。
自分のお気に入りの書籍に囲まれる生活も悪くないですよね。
解消法もさまざまあるので、書籍を積み続けるか、
減らしてまた増やすかは自分次第です。
「積読」は悪いことではありませんので、
自身のペースで上手に付き合ってみてくださいね。