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制汗剤をお風呂上がりに使用すると効果的な理由

人には言いにくい悩みとしてあげられる「汗」。

暑い夏はもちろん、冬の暖房、緊張する場面…
いろんなシーンで汗をかいてしまいますよね。

そんなときに助けてくれるのが「制汗剤」です。
汗を抑え、ニオイもカバーしてくれます。

ところで、制汗剤は「お風呂上がりに使う」のが
ベストだということ、ご存知でしたか?

今回はその理由を紹介していこうと思います。

まずは簡単に「汗をかく仕組み」を説明しますね。

汗をかく3つの仕組み

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実は汗をかく仕組みは3つあります。

温熱性発汗

暑いと感じたときや運動をしたときに出てきます。

体温を下げるためにかく汗のことです。

これが温熱性発汗です。

味覚性発汗

辛いものを食べると汗が噴き出たりしますよね。

味覚の刺激によって汗をかくため、食べ終わると汗もひきます。

これが味覚性発汗です。

精神性発汗

人前に出て緊張したり、スポーツ観戦などで興奮したりすると
汗をかいたりしますよね。

これが精神性発汗です。

「冷や汗をかく」、「手に汗をにぎる」といった
表現に関係しているようですよ。

3種類も汗をかく仕組みがあるのは少し意外な気もしますね。

では次に制汗剤を使うタイミングについて見ていきましょう。

制汗剤をお風呂上がりに使うと効果的な理由2つ

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どちらかというと出かける直前や汗をかいた後に
制汗剤を使う人のほうが多いかもしれませんね。

それでも「お風呂上がり」に
制汗剤を使用するほうが効果的だ
と言われているのはなぜなのでしょうか?

その理由は以下の通りです。

シャワーや湯船につかることで
汗が出てくる毛穴を清潔にできるから

毛穴に汚れがつまっているとき、
汗が止まらないときは
制汗剤の入る隙がありません。

汗が出てくる毛穴をお風呂でキレイにしましょう。

毛穴につまった汚れをお風呂で落とすことで
制汗剤が汗腺に届きやすくなります。

汗をかいていないときに使う方が効果的だから

汗が出続けている状態で制汗剤を使っても
汗ですぐに制汗剤の成分が流されてしまいます。

汗が制汗剤の付着を妨げているわけですね。

制汗剤の効果を最大限に引き出すためには
毛穴を清潔にし、汗をかいていない状態で使用するのが
大切だと言えそうですね。

ただ、お風呂上がりの直後は身体がほてっている状態です。

少しほてりがひいてから制汗剤を使うとベターかもしれません。

いろんな種類の制汗剤

制汗剤にはいろいろな種類があります。
少しだけ紹介しますね。

スプレータイプ

汗腺に噴射口を直接当てないので、衛生的と言えます。
サラッとした使用感も魅力的ですね。

どちらかというと制汗や防臭というよりは、
人工の香りづけによる消臭作用にすぐれています。

ロールタイプ

容器の先端にロールがついています。
直接塗りこむので、制汗成分は肌にしっかり密着。

制汗、防臭ともに高い効果が期待できますよ。
他のタイプより持続時間も長めです。

ペーパータイプ

ニオイやべたつきをとるのに適しています。

主に制汗剤を使用するワキに使用できないわけではありませんが、
どちらかというと首筋、腕、足への使用に向いているのではないでしょうか。

汗を抑えたいのか、ニオイが気になるのか、べたつきが気になるのか…

ご自身の希望や目的によって、
制汗剤を組み合わせてみるのも効果的かもしれませんね。

制汗剤を使う上での注意

汗の量やニオイが気になるからといって
同じ日に制汗剤を何度も使うのはおすすめできません。

特にワキに使うときは注意しましょう。

わきは他の部分に比べてデリケートです。

制汗剤の成分による刺激で肌が黒ずんでしまったり、
かぶれてしまったりすることも…。

何度も制汗剤を使うのではなく
「お風呂上がり」に効果的に制汗剤を使用することで
デリケートな肌も守れそうですね!

制汗剤を効果的に使って汗対策をしよう

制汗剤を使うのにもベストなタイミングがあることが
わかりました。

お風呂上がりの汗をかいていない、肌が清潔な状態で
制汗剤を使うのが効果的で、肌にも優しいですよ。

1年を通じて悩まされる汗対策。

最適な使用のタイミングを知れば、もう怖くないですね。