最近の小学生を見てふと思います。
昔比べてと大きくランドセル事情が違うなあ〜って。
例えば抱えているランドセルの色とか、
めちゃくちゃ多彩です。
昔は、
『男の子は黒!』
『女の子は赤!』なーんていう
謎の不文律?に従っていたものですが…。
今は白、ピンク、水色、茶色、紫に黄色もある。
水色のランドセルを背負った男の子も、
黒いランドセルを背負った女の子も、
割と頻繁に見かけるようになりました。
けれどその度に思います。
リアルな小学生が選ぶ、最も人気な色、
R-1(ランドセル – ワン)グランプリって一体何色だ??…と。
女の子に人気のランドセルの色は?
まずはこちらのリストをご覧ください。
2021年の人気色
- 紫:22%
- 赤:21%
- ピンク:19%
- 水色:11%
- 茶色:9% (出典:ランドセル工業会)
2020年の人気色
- 赤:23%
- 紫:22%
- ピンク:21%
- 水色:11%
- 茶色:9% (出典:ランドセル工業会)
上記の表は、2021年と2020年で
最も女の子に人気なランドセルカラーを順番に並べたものです。
ちなみに今回の表に男の子に人気な色は記載していません。
男の子は大方の予想通り、
常に黒と紺がひたすらズバ抜けてましたからね〜。
それで個人的には結構意外だったんですよ、この結果!
なんでこんなに紫色が人気なんだ!?って。
2021年なんか超定番の赤色を2位に追いやってますし、
いかに言っても、赤やピンクの立ち位置を
そう簡単に超えられるわけがないはずでしょう?
なぜ紫色が販売数トップになったのか?
調べてたら、ちょっと興味深い文章を見つけたんですよ。
詰まるところ、考えられる理由は2点ありそうな感じ。
1.紫がイメージカラーの作品 / キャラクター
子供たちに人気の作品で、
『紫色がイメージカラー』
これに当てはまるのって
- 「アナ雪」
- 「ラプンツェル」
- 「プリキュア」
みたいです!
いやもうこの時点でスンゴイ説得力ですね…。
日本でも相当なインパクトを与えてましたもん、アナ雪。
とはいえ、アナ雪はもう8年前の映画ですよね?
小学生の子たちに浸透するまで8年かかったのは
一般的にはよくあることなんでしょうかね…?
2. 紫色の特性
まず、単純に紫にも色々と種類があって、
ラベンダーとかスミレ色みたいなのは
女の子に人気なピンク色にもかなり近しいこと。
加えて日本では、紫色は、
『上品なイメージ』や
『大人びたイメージ』を持たれやすい色です。
それが結果的に女の子にとっての
『お姉さん』的な雰囲気を作り出してる、とのこと。
謎めいたクールな雰囲気あるから黒ってかっこいいじゃん!
…っていう男の子の心理と同じ理論ですよね、これ。
この2説が今のところかなり有力みたいですね。
実際にランドセルを購入する際には
子供たちはそのランドセルで6年間学校に通うわけですから、
何よりも子供たちの希望を優先してあげたいところですよね。
特に女の子のランドセルは、
今のご時世かなり色味に融通が効かせられるみたいなので、
過去にありがち(?)だった
『普通じゃない色だと馬鹿にされる』なんてこともなさそう。
ただ問題なのは、
今小学1年生の女の子も必ず精神的に大人びていくってこと。
例えば変わった色味のランドセルを選んでしまい、
6年間の成長の間にその色を選んでしまったことを後悔する日が、
いつかは来るかもしれません。
かくいう私も『緑がかった黒』のランドセルを購入してもらい、
小学校5年生に上がる頃には
その色が少し嫌いになっていたことがあります。
色に見飽きてしまい、
友人の真っ黒のランドセルが羨ましくなったんですよね。
今や変わった色のランドセルは当たり前なのかもしれませんが、
もしもお子さんの欲しい色が奇抜なものであったときは、
「これとこれとこれなら、どっちが好きかな?」
と、お子さんに決定権を与えながら
やんわりと選択肢を狭めてみるという手もアリかもしれませんね!