「揚げ物を食べ過ぎているせいか、
太ってきた気がする…。」
「オリーブオイルはダイエットに良いって言うけど、
揚げ物にしても美味しいのかな?」
「おすすめのオリーブオイルや、
ダイエット効果が知りたいな。」
「カロリーを気にせず、揚げ物を食べたい!」
こういった悩みや要望に応える記事です。
最後まで読めば、次のことがわかります。
- オリーブオイルの揚げ物がどんな味かがわかる。
- 揚げ物に向いているオリーブオイルがわかる。
- 揚げるときの注意点がわかる。
- オリーブオイルのダイエット効果がわかる。
オリーブオイルはスーパーで、簡単に手に入ります。
この記事を参考に、ぜひ一度試してみてください。
- オリーブオイルで揚げ物したらどんな味?
- オリーブオイルで揚げ物のメリットとデメリットは?
- 揚げ物にはピュアオリーブオイルがおすすめ!【揚げ方と注意点】
- 【オリーブオイルのダイエット効果】揚げ物にしたときのカロリーは?
- 【オリーブオイルで揚げ物ができる】~まとめ~
オリーブオイルで揚げ物したらどんな味?
オリーブオイルを使っても、揚げ物は美味しくできます。
熱伝導が良く、油がしみ込みにくいので、
カラッと揚がるからです。
イタリア料理でも、
オリーブオイルを使った揚げ物が数多くあります。
オリーブオイルの種類によって違いはあるものの、
ほとんどの場合サラダ油で揚げた場合と変わりません。
高温の熱で風味が飛ぶからです。
独自の香りや苦味が得意じゃない、
という人でも気にせず食べられます。
ただし、品質が良くないものは、
嫌な臭いが揚げ物にうつります。
無理やり香り付けしているようなオリーブオイルは、
青臭さく苦味を感じる場合があります。
オリーブオイルで揚げ物のメリットとデメリットは?
【メリット】
揚げ物が美味しく仕上がる
油がしみ込みにくく、素早く熱を伝えるので、
カラっと仕上がり油臭くなりません。
酸化しづらいので、味が落ちない
油臭くなる原因は、酸化による油の劣化です。
オリーブオイルは酸化しにくい油なので、
繰り返し使っても美味しく食べられます。
健康に良い
豊富に含まれるオレイン酸には、
腸内環境を整える効果があります。
a-トコフェロールの働きで、
血液がサラサラになります。
【デメリット】
コストがかかる
サラダ油に比べて値段が高いのが、
大きなデメリットです。
- キャノーラ油1000g:268円
- サラダ油1000g:298円
- オリーブオイル900g:980円
(参照:ライフネットスーパー)
量を少なめにして、
揚げ焼きにすることで解消できます。
揚げ物にはピュアオリーブオイルがおすすめ!【揚げ方と注意点】
大きく分けて2種類ありますが、
揚げ物にはピュアオリーブオイルがおすすめです。
エクストラバージンオリーブオイルに比べて、
値段が安く香りも強すぎないからです。
エクストラバージンオリーブオイル
オリーブの実を搾って作るバージンオイルの中でも、
検査を突破した最高ランクのオリーブオイルです。
化学処理や熱処理をしていないため、
豊かな風味があります。
加熱すると香りが飛んでしまうので、
生食に向いています。
店頭販売されているオリーブオイルでは、
最も高価な種類です。
ピュアオリーブオイル
科学的に精製したオリーブオイルと、
バージンオイルを混ぜて作られます。
一般的にオリーブオイルと呼ばれる種類で、
ピュアという言葉は、日本独自の呼び方です。
独特の青臭さや苦味がなく、
エクストラバージンオリーブオイルより熱に強いため、
加熱調理に向いています。
オリーブオイルを使った揚げ方
低温で揚げるのがコツです。
サラダ油より発煙点が低いからです。
(新品210℃・2回目170℃)
オリーブオイルはもともと熱伝導が良いので、
低温調理に向いています。
コストが気になるなら、
少量で揚げ焼きにすると良いでしょう。
目安は26㎝のフライパンに、
300mlのオリーブオイルです。
表面が固まったら、こまめにひっくり返します。
油に浸っていない面に、食材の水分が出てくるからです。
両面ともしっかり水分を飛ばすと、
カラっと仕上がります。
揚げ方の注意点
温度を上げ過ぎない
長時間の加熱や高温調理によって、
劣化したオリーブオイルは、煙が出やすいからです。
もともとサラダ油より発煙点が低いので、
低温調理が安全です。
使い回しは3~4回までを目安にする
オリーブオイルは酸化しにくいとはいえ、
加熱を繰り返せば劣化するからです。
サラダ油よりも味は落ちにくいですが、
劣化した油で揚げ物を食べるのはおすすめしません。
使い終わったら、必ずこしてから保存する
揚げカスなどの汚物が残っていると、
劣化が進むからです。
市販のフィルターやコーヒーフィルターが便利です。
使い回しのオリーブオイルと新品を混ぜて使わない
せっかくの新品が一瞬で劣化するからです。
揚げ物ができないほど少量になったら、
炒め物で使うと良いでしょう。
【オリーブオイルのダイエット効果】揚げ物にしたときのカロリーは?
カロリー自体は普通の油と変わりません。
単純にオリーブオイルも油だからです。
自宅にあるオイル類を比較した結果、
次のようになりました。
《大さじ1杯(14g)あたり》
- エクストラバージンオリーブオイル:126kcal
- ピュアオリーブオイル:126kcal
- サラダ油:126kcal
その他、アマニ油やエゴマ油もほぼ同じ数値でした。
カロリー自体は、どの油を使っても変わりません。
「ダイエット効果はないの?」
と思うかも知れませんが、答えはノーです。
カロリーは同じでも、ダイエット効果はあります。
オリーブオイルにはダイエットに効果的な、
オレイン酸が含まれているからです。
オレイン酸は熱に強いため、
加熱調理でも効果が失われません。
具体的には次の効果があります。
- 食欲を抑える効果がある。
- 悪玉コレステロールだけを減らすため、善玉コレステロールが増える。
増えた善玉コレステロールが、脂肪を燃焼させ代謝を上げる。 - 水と結びつきやすく、便秘解消の効果がある。
ただし、オリーブオイルをたくさん使えば痩せる、
というわけではありません。
油なので、とり過ぎれば太る原因になります。
あくまでもサラダ油の代用品として、
取り入れましょう。
【オリーブオイルで揚げ物ができる】~まとめ~
オリーブオイルで揚げ物をしても、美味しくできます。
熱伝導が良く、油が浸透しにくいので、
カラっと仕上がるからです。
- 味はサラダ油で揚げた場合と変わらない。
- 品質によっては、臭みや苦味を感じる。
- 揚げ物にはピュアオリーブオイルがおすすめ。
- 揚げるときは低温で。
- 少量で揚げ焼きにすればコストを抑えられる。
- 使い回しは3~4回が目安。
オリーブオイルの揚げ物には、
ダイエット効果があります。
主成分であるオレイン酸は熱に強く、
加熱調理でも効果が失われないからです。
オレイン酸の具体的な効果は、次のとおりです。
- 食欲を抑える。
- 悪玉コレステロールを減らし、脂肪を燃焼させ代謝を上げる。
- 水と結びついて便秘を解消する。
体に優しいオリーブオイルですが、
揚げ油としても優秀です。
ぜひこの記事を参考に、
試してみてはいかがでしょうか。