お風呂場のカビ、気になりますよね。
気になってカビの除去を試みるものの、キレイに取れなかった。
そんな経験ないでしょうか?
「もっとキレイに、効果的にカビを取り除く方法を知りたい」
今ご覧のそこのあなた、そんな悩みを抱えていないでしょうか?
そんなあなたに吉報です。
もっとキレイに、効果的にカビを取り除く方法。。。
あります!
その方法が、漂白剤+片栗粉を用いた方法です。
その方法について今回紹介していきます。
具体的な方法の紹介の前に
「なんで片栗粉を使うの?」
この記事のタイトルや内容を見て、そう思う方は多いかもしれません。
まずは、その疑問点についてお答えします。
お風呂のカビ対策に片栗粉を使う訳
カビを取り除くにあたって漂白剤を使いますが、
この漂白剤だけでもある程度カビは取り除くことができます。
「じゃあ、片栗粉は必要ないんじゃ。。。」
そう思うかもしれません。
しかし、漂白剤だけだと
黒カビの根っこの部分まで深く浸透せず、
キレイにカビを取り除けない場合があります。
また、特に壁に生えているカビの場合、
漂白剤をつけても、重力で垂れてきてしまい、
いまいち浸透しない状態になります。
そこで、片栗粉の登場です。
この片栗粉を漂白剤に混ぜることにより、
漂白剤の粘性が高まり、ペースト状になります。
ペースト状になった漂白剤は、
壁に塗っても重量で垂れにくくなり、
カビの箇所で長時間とどまるようになり、
カビの深部まで漂白剤を浸透させることができます。
これが片栗粉を加えることのメリットです。
次にこの漂白剤+片栗粉のペースト
(本記事では漂白剤ペーストと呼びます)
の作り方について紹介します。
漂白剤ペーストの作り方と使用方法
作り方
準備するものは、次の通りです。
- 手袋
- 片栗粉
- 塩素系漂白剤(キッチンハイターなど)
- スプーン(割り箸でも可)
- 混合用容器(作る量に合わせて変えてください)
ペーストの作り方は、
漂白剤と片栗粉を同量で混ぜる方法が
他サイトで紹介されていたりします。
(例えば漂白剤20gに対して片栗粉20g)
量に関しては実際作ってみて、
実際の粘性を確認しながら変えていった方が良いと思います。
ですので、同量で混ぜ合わせるというのは、
あくまで目安の比率だと考えてください。
使用方法
- ペーストが完成したら、
スプーンあるいは割り箸を用いて、
カビの生えている個所にペーストを塗りつけていきます。 - カビが隠れるくらいの厚さでOKです。
- 塗りつけた後、そこにラップをかぶせます。
- これは漂白剤の揮発を防ぐためです。
- ラップをかぶせた状態で、約10分間静置します。
- 静置する時間は短すぎると、
漂白剤がカビの根元まで浸透しません。 - 10分間で根元までしっかり浸透します。
- 10分後、ラップをはがし、
ペーストを50℃以下の水で流します。
これで、キレイにカビを取り除くことができます。
もし、この方法で取り除けない場合は、
漂白剤と片栗粉の比率を変えてみたりすると
キレイに取れるようになるかもしれません。
漂白剤ペーストの注意する点
この方法を利用するときに注意する点がいくつかあります。
換気を良くする
塩素系漂白剤は成分が揮発しやすく、
あまり長時間吸い続けるのは良くないので、
換気扇を回したり、扉を開けたりして、
換気の良い状態を維持しながら作業してください。
手袋をする
手に触れたりすると、
手が荒れたりする可能性があるので、
使用する際は必ず手袋をするようにしてください。
酸性系洗剤と混ぜない
洗剤のパッケージにも
よく「混ぜるな危険」と書かれているのですが、
酸性系洗剤と混ぜることによって、
有害な塩素ガスが発生するため、
絶対混ぜないようにしてください。
50℃以下の水で流す
この温度より高い温度の水で流すと、
片栗粉が固まり、
排水溝が詰まってしまったりする恐れがあるので、
水で流す際は50℃以下の水で流してください。
まとめ
今回は、お風呂場のカビを取り除く効果的な方法について紹介しました。
「漂白剤だけではキレイに取れなかった」
というような経験をされた方は、
今回紹介した方法を一度試してみてください。
そんなしぶといカビもキレイに取り除けるかもしれませんよ。