どうしてのろけ話をしてしまうのか。
あなたはのろけ話をして
人から嫌われてしまう経験はありませんか？
たしかに人は愛される喜びを
誰かに分かち合いたい気持ちは誰にでもあるでしょう。
しかしのろけ話ばかりしてしまう人は、
どこか自分の恋愛に不満に感じているところが考えられます。
のろけ話をすることで
不確かな愛を確かなものにしようとする心理があるからです。
どうしてのろけ話をしてしまうのか、
またどうしてのろけ話が嫌われてしまうのか解説していきます。
のろけ話をしてしまう心理
愛されていることを感じたい
人は話をすることで
自分の体験をあらためて実感することができます。
「私こんなに愛されているの」
と人に話すことで自分が愛されているのを確認したい欲求があります。
でも話すことで愛を実感しようとするのは、
話さないと愛を感じられないということにもなります。
人と会うたびに同じのろけ話を繰り返してしまうのは、
話すことで愛されていることを確かめたい心理からきています。
愛されていることを人に認められたい
のろけ話は愛されていることを周りから認められたい、
承認欲求を満たすために話すことがあります。
でももし自分が愛されている自信があれば
人の承認はいらないはずです。
他人に承認欲求を求めてしまう心理は
自己肯定感が低いことが考えられます。
アピールしたい
自分は誰よりも愛されていて幸せだ
とアピールするのは自己顕示欲からきています。
「私は彼にとって特別なの」と話すことで、
自分は特別な人間だと思わせたい心理があります。
のろけ話をすることで
ヒロインになった感覚になることができます。
優越感
アピールしたい感情がでるとこんどは
「愛されている私は勝ち組」と優越感に浸ろうとします。
優越感をもつことで人よりも愛されていると感じたいからです。
しかし優越しようとする心理は劣等感からきています。
恋人に愛されていない劣等感から優越感を満たすことで
劣等感を解消しようとするのです。
のろけ話をするとどうして嫌われてしまう？
あなたも嫌われたくてのろけ話をしているわけではないはずですよね。
本当は愛されていることを分かち合いたいと思っているでしょう。
そのためにはどうしてのろけ話をすると嫌われてしまうのか考える必要があります。
人から嫌われる原因を一つずつ解説していきます。
愛を感じたい、愛を認められたい
あなたは惚気話を語るたびに愛を確かめられるかもしれません。
しかし聞いている方は同じ話を聞かされている思いになるのです。
同じような話を繰り返すから相手をうんざりさせてしまうのです。
相手を通して愛を確認するから同じ話をしてしまうのです。
相手に語るのでなく自分の心に語りかけてみてください。
アピールしたい
あなたは特別に愛されているのを分かち合いたいのかもしれませんが、
相手にとっては自慢でしかありません。
あなたにとっては恋愛の話のつもりでも
相手にとっては自慢ばかりするウザイ人になってしまうことがあります。
相手の立場を考えて話しましょう。
優越感、劣等感
「人よりも愛されている」という話が
いつのまにか相手を見下しているようになってしまいます。
相手が嫌がる顔を見て
「嫉妬されているくらい愛されているんだ」と勘違いし、
人間関係が悪化することがあります。
また相手はあなたの劣等感を無意識に感じ取るようにもなります。
「惚気けしていないと優越感がもてないんだな」
と見抜くようになるでしょう。
惚気話をしていくうちに
周囲の人は距離を置くようになっていくのです。
まとめ
のろけ話ばかりしてしまう人には
恋人への不満が原因であることがあります。
のろけ話をすることで愛されていることを確かめようとしますが、
それは錯覚にすぎません。
のろけ話をしていくうちに、
認められたい、
自分が特別でありたい、
優越したい欲求が生じ人に嫌われてしまうことがあります。
まず自分の恋愛に不満があるのではないかないか
現実を確かめてください。
もし自分の恋愛に不満があるようでしたら、
のろけ話をするよりも素直に悩みを話したほうがよいかもしれません。
