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年賀状の終活を始める40代、50代が気をつけるべきマナーや挨拶

新年のあいさつの代表といえば年賀状です。

2018年のマイナビの調査によれば、
働く男女の約7割が年賀状を出したようです。

その枚数は1人平均49枚。

あいさつや近況報告をしている人が多いのですが、
一方で「面倒」とか「あいさつはアプリで」
なんて意見も増えています。

「来年から年賀状を辞退させていただきます」の一言を
年始のあいさつに添える「終活年賀状」を
始める人も増えています。

年賀状は辞めてもお付きあいが途切れるとはかぎりません。

上手に辞めるためには気を付けたい事柄があるのです。

年賀状のやめ方にもマナーが大事

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年賀状を辞める理由の一番は「面倒」なのですが、
他にも理由は様々です。

でも辞めた後の関係は、
「関係を保ちたい」と
「関係が切れてもかまわない」の
2つに分けることができます。

1.関係が切れてもかまわない相手の場合

普段交流もなく関係が切れてもかまわない相手には、
「なにもしない」方法が簡単です。

相手から葉書がきても返事をせずに放っておくのです。

何年かすれば相手から来なくなり、
自然消滅となるでしょう。

2.年賀状を辞めても関係を保ちたい相手の場合

この様な相手には、

「年賀状を辞める」ことと
その「理由」を伝えるようにします。

理由はもっともらしく
「紙を使わない」
「配達を減らして二酸化炭素削減に寄与」とか、

昨今の話題から
もっともらしいものを考えるのがよいでしょう。

そして、LINEやGmailなど
今後の代替え方法も忘れずに伝えます。

これらの連絡は年賀状でもよいですし、
タイミングをずらせる寒中見舞いや
クリスマスカードで伝えるのもありです。

年賀状の終活に役立つ挨拶や例文

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先にも述べましたが、終活年賀状といっても
基本は普通の年賀状と変わりません。

冒頭は、
「あけましておめでとうございます 
旧年中は大変お世話になりありがとうございました」
「謹賀新年」とかです。

違いが出てくるのは次回からの年賀状を
お断りするところからです。

例えば、

さて、本年で私も○○歳を迎えました。

 

~理由の文~


つきましてはこれを機に、
皆さまと取りかわして参りました年賀状を、
本年をもってご遠慮させていただきたく存じます。
勝手ながらご容赦ください。

こんな感じです。

そして[~理由の文~]には、次のようにいろいろあります。

年齢を理由にした例

  • 人生の折り返し地点に差し掛かりました。
  • 残された時間を考え心機一転
    新しいチャレンジをしていきたいと思っております。

時代・環境の変化を理由にした例

  • さて、昨今ではSNS全盛の世になりました。
  • 地球環境を考え、紙資源の節約をすることにしました。

家族を理由にした例

  • おかげさまで今年で子供たちも自らの道を進むことになりました。
  • これを機に私も新たなことを始めることにしました。

おわりにいままでの交流にお礼を述べると共に、
新しい連絡方法を示します。

来年からは、メールにて(LINEやツイッターでもOK)
新年のご挨拶を申し上げますので、
今後ともかわらずお付き合いくださいますよう
お願いいたします

メールなどのアドレスを連絡していない相手には、
忘れずにメールアドレスなどを書いておきましょう。

年賀状終活のためのお役立ち本紹介

ここでは年賀状終活のために
「あなたの心を推してくれる」本を2冊紹介します。

後悔しない「年賀状終活」のすすめ

後悔しない「年賀状終活」のすすめ

 

タイトルのとおり、「年賀状問題」の
解決のためのヒントが綴られています。

ひとつ目は思い入れのない人に出すのはやめる、
2つ目は、思い入れのある人を残す、
そして3つ目に残した人の中から、
これからも大切に思う人を選び抜くことをすすめています。

また、掲載されている文章が参考になります。

 

ぜんぶ、すてれば

ぜんぶ、すてれば

 

年賀状終活と少し離れますが、
ミニマリスト」として知られている
著者の考え方が興味深い本です。

持っているものを失うことが嫌だから
維持するために労力を使う、
だったらそんなものは捨てて
身軽に今日を精一杯いきる、
という著者の話は納得させられます。

単なるミニマリストではなく、
実績をあげ社会的な名声を得ている人なので
余計にそう思います。

まとめ

人は変化を嫌います。
だからつい惰性で続けてしまうものがあります。

年賀状もそのひとつかもしれません。

本当に交流を続けたい人を
自分の考えで選ぶようにしたいものです。