日日是好日~快適生活

役に立つ生活豆知識、ライフハックなどを紹介するブログ

サイト内にPRが含まれています

マツヨイグサの花言葉とは?マツヨイグサを英語で 何という?

今回はあまり聞き馴染みのない花「マツヨイグサ」に
ついて、花言葉や英語では何と言われるのかを
紹介したいと思います。

また、マツヨイグサの特徴やいつが見ごろなのかに
ついても紹介したいと思います。

マツヨイグサ花言葉とその由来とは?
マツヨイグサは漢字で書くと「待宵草」と書かれます。

花言葉は、

  • 気まぐれ
  • 移ろいやすさ
  • 物言わぬ恋
  • 浴後の美人

と言われています。

どれも意味ありげな花言葉ですが、
詳しく見ていきましょう。

マツヨイグサは、日があるうちは花を咲かせず、
夕方ごろ日が落ちてきたころに花を咲かせるという
独特な特徴を持っています。

夕方になるのを待ってから咲く花に由来して
「気まぐれ」「移ろいやすさ」「物言わぬ恋」と
いう花言葉を付けられたそうです。

花言葉の中でもひと際気になるのが「浴後の美人」
という花言葉ですが、この花言葉には一つの説が
あります。

マツヨイグサを歌った竹久夢二が作詞した
宵待草(よいまちぐさ)」という歌があります。

この歌は、マツヨイグサにちなんで実らなかった
ひと夏の恋の切ない曲になっています。

そして、この曲を作詞した竹久夢二は画家でもあり、
多くの浴衣美人の美人画を残しており、
そのことと「宵待草」を作詞したことが結びついて
花言葉になったという説があります。

マツヨイグサは英語で何という?

f:id:tommy22:20200801184725j:plain

マツヨイグサの英語名は「Evening primrose
と言われます。

英語名でも「夕方に咲く花」として
Evening(イブニング)」が使われています。

Primrose(プライムローズ)」は「サクラソウ
という意味の単語で、マツヨイグサは花の色が
黄色のサクラソウに似ていることから「Primrose」
があてられたそうです。

さらに、マツヨイグサの学名
Oenothera(オエノテーラ)」という語源には

  • ロバを捕まえるもの
  • ロバと飼料
  • 葡萄酒を飲む
  • 葡萄酒と野獣

などの諸説があるそうで学者の間でも議論に
なっているそうです。

しかし、マツヨイグサの根には「葡萄酒」の香りが
するようで、何かしら関係があるのかもしれません。

マツヨイグサの特徴

f:id:tommy22:20200801184708j:plain

マツヨイグサの特徴は、
黄色い花びらを4枚付けた小さな花です。

咲くのは、前述したように日中は咲くことがなく
夕方の日が落ちるころに花を咲かせる特徴があります。

マツヨイグサは、一般的には
ツキミソウ(月見草)」の名で親しまれています。

ツキミソウ」といわれれば、花の特徴がピンと
くる人が多いかもしれません。

しかし、専門家によれば、
マツヨイグサ」と
ツキミソウ」は系統によって分類されています。

黄花系統の花を咲かせるのが
マツヨイグサ」で、
白花系統の花を咲かせるのが
ツキミソウ」と言われています。

他にも赤花系統の花を咲かせるのが
ユウゲショウ(夕化粧)」と言われますが、
一般的には区別して呼ぶことはありません。

また、開花時間が昼間に咲く
ヒルザツキソウ」もあります。

マツヨイグサの見ごろは?

マツヨイグサの見ごろは非常に長く初夏から秋に
かけて咲きます。

日本では、秋に芽を出し、
冬はロゼット(地面に葉を平らにした状態)の状態で過ごし、
初夏から霜が降り始める晩秋にかけての非常に長い間咲き続けます。

そして、再び秋には種を飛ばし、
冬には枯れてしまう1年生植物です。

マツヨイグサの原産国では、
多年生植物の品種もあるそうです。

まとめ

普段道端に花を咲かしている「マツヨイグサ」ですが、
なんとも切ない花言葉を持った花でした。

また、花言葉の一つが楽曲と画が結びついて
付けられたというのには驚きました。

マツヨイグサ」は公園や空き地など
比較的身近に見ることができます。

ぜひ、夕方ころのお出かけの時には
チェックしてみてください。