整理整頓された美しい環境は、気持ちの良いものですね。
家のどこを見ても片付いていると、落ち着きます。
しかし、それは理想であり
現実には片付いていない部屋を
目の当たりにしていたりします。
「片付けたい。でも片付かない。」
「片付けたい。でも片付けかたがわからない。」
そして結局、いつも片付いていない。
そんな片付け下手な人の特徴とは、
どのようなものなのか見てみましょう。
- 使ったら元にもどさない。
- 片付いていないことに慣れている。
- とりあえず保管するクセ。
- また今度、片付けるつもりでいる。
- バッグや車の中が汚い。
- 思いつきで行動する。
などです。
思い当たるふしがある人は、
片付けが得意ではないかもしれません。
片付け下手になってしまった原因
片付け下手な人は、
望んでそうなったわけではないでしょう。
片付け下手になってしまった原因は、
どこにあるのでしょうか。
育った環境
子供のころに育った環境は、
大きな影響があります。
いつも散らかっていたり汚れたものに囲まれていると、
慣れてしまいます。
片付いていないことを認識できず、
片付けようとも思いません。
「慣れ」とは、おそろしいものです。
反面教師で、親が片付け下手で、
子供が片付け上手になるというパターンもあります。
片付いていないと落ち着かない人なら、
いつもきれいに片付いているでしょう。
性格
自分に甘いとか、面倒くさがりとか、
性格のせいで片付け下手なんだ
と思っている人もいるでしょう。
しかし、片付け下手の原因は、
あまり性格に関係していません。
大切なのは、片付けかたと心がけです。
しかし、精神的に病んでいる場合などは、
片付けることができません。
ストレスで脳機能が弱り、
片付けるという気にもならず行動も起こせなくなります。
「片付けられない症候群」というものもあり、
片付けたいのに片付けられないのが特徴です。
クセ
片付け下手な人のクセを見てみると、
納得することがあるでしょう。
使ったものを元にもどさない、
とりあえずつめこむ収納など
知らず知らずのうちに散らかっていきます。
小さなことでも、回数を重ねれば
動くたびに散らかり片付かなくなります。
そんな人が数人いたとすれば、
片付かない家になるのは必至でしょう。
小さなことですが、
そこを気を付けるだけで変わります。
片付け下手にならないために
できれば片付け下手とは呼ばれたくないものです。
それに、片付いた部屋をキープできれば嬉しいですよね。
片付け下手にならないために特別なことは必要ありません。
気付いたらやる
「あ、汚いな」
「あ、散らかってる」
そう思ったときがチャンスです。
そのときにやりましょう。
あとまわしにしないでください。
その場所をちょこっと片付けてみます。
全体をやると大変なので、ちょこっとだけ。
でも、ちょこっとだけで気分が上がります。
「もう少し片付けてみようか」
という気になることもあります。
モノは元にもどす
よく使うモノは、取り出しやすい場所に。
そして使ったら元にもどしましょう。
当たり前のことですが、
自分の部屋や家となると気がゆるみます。
つい使いっぱなし、
出しっぱなしになりがちです。
その小さな積み重ねが
「片付かない」につながります。
モノを元にもどしておけば
「あれがない、これがない」が無くなります。
時間も有効に使えるようになりますね。
いつだれが来てもいい家をイメージ
「別にだれかが来るわけでもないし、
片付けは今度でいいや」と、
後回しにしていませんか。
そこは、イメージしてみてください。
今、この家に好きな人が来たら…
この部屋に尊敬する恩師が訪ねて来たら…
大ファンのアイドルが来たら…
片付いていないと、とても見せられない、
上がってもらえないと思うでしょう。
「もしもだれかが来たら」とイメージして、
気持ちよい空間を作れるといいですね。
いつだれが来てもいいと思えるなら、
きっと片付けも上手くできているでしょう。
まとめ
片付け下手な人には、
いくつか特徴があります。
慣れやクセなど、
小さな積み重ねが片付け下手につながっています。
小さな習慣を見直して、
いつだれが来てもいい片付け上手さんになれるといいですね。