衣・食・住というくらい、生活の中で大切な食事ですが、
それを支えるのがキッチンです。
食材の調理、盛り付けから最後の片づけまで、
食に関することに深くかかわっています。
生活の中でキッチンの占める割合について、
ouchi clubのキッチンについての調査結果では、
4割以上の人が毎日1時間以上キッチンに立っていました。
食洗器などの自動機械や冷凍食品や中食の活用に見られるように、
家事の時間は短くする傾向にあります。
キッチンでの家事の時間を短くするためには、
整理整頓がスタートです。
片付けられたキッチンのための
とっておきの収納について紹介します。
キッチンの片付け収納のコツは?
キッチンの片づけのコツを知るために、
キッチンにおける問題点を整理しましょう。
株式会社フェリシモによる「整理と収納の意識調査」によると、
片づけたい場所第4位のキッチンにおいて、
なべ、フライパン、食器や調味料などの
キッチン調理器具が片づけたいものでした。
ですから片付けのポイントは、
「どこに何が置かれている」と、
「何がどれくらいある」(例えば調味料の残りは?)
を判りやすくすることになりますね。
そこで片付けのコツをまとめました。
用途別にわける
まずは基本中の基本です。
食器だったら、普段使いと来客用。
調理器具もなべやフライパンのようなものは簡単です。
お弁当用の器具は別にまとめておくと便利です。
使われるものと使われないもの
普段使いの中でも茶碗のように毎日使うものと
大皿のようなたまにしか使わないものに分かれます。
なべ類も普段使うサイズと、
ずん胴のような使う頻度が少ないものに分けます。
普段使うものは出し入れしやすい場所に、
そうでないものは奥のほうにしまいます。
使う場所に近い場所
料理ではタイミングが大切です。
なべやフライパンはコンロの近く。
フライ返しやおたまもコンロのそばの方が便利です。
まな板や包丁はシンクの近くに収納しておくと、
素早く取り出せます。
収納場所に合った入れ物
砂糖や塩などは透明な容器に入れておきますよね。
これらの容器は収納する棚の大きさに合わせます。
できればフライパンやなべも
収納スペースに合った大きさにしておくと
整理が簡単になります。
このようなことを考えながら、
調理器具や調味料を置く場所を決めていきます。
そして一度きめたら必ずその場所に置くようにします。
いつも同じ場所にあることで、
使うときに素早く取り出すことができますし、
いつも同じ手順で収納することができるようになります。
キッチンの片付け収納で使える100均グッズ!
収納のポイントを実現するため活躍する100均グッズたちを紹介します。
クリアケース・タッパ―
小さくて、数があって、おさまりが悪いものの代表例が
フォークやスプーンそれからお箸のような小さい食器たちです。
個別包装の調味料もそうですね。
クリアケースなら外から中身を確認できて、
重ねて置けばスペースも節約できます。
書類入れ
食器棚のスペースよりも種類が多いお皿たち。
ついつい一つの棚に重ねて収納してしまうのですが、
下のほうの皿は取り出しにくくて困ります。
そんなときは、書類入れです。
紙にかわってお皿が入っても活躍します。
書類入れで区切られたスペースで、
食器棚の中のスペースを有効に使えます。
ふた付きの広口びんやポット
砂糖や塩、小麦粉などの粉物で困るのが湿気。
中身が固まってしまってしまいます。
それなら、ふたの周囲にゴムパッキンがついた
広口ビンが便利です。
置き場所に合わせた大きさのビンを選べば、
出し入れも簡単です。
ガラスなので、ラベルを貼れますから、
中身に迷うこともありません。
突っ張り棒で棚を追加
フライパンとかおたまとか、吊っておきたい器具が
たくさんあるときに活躍するのが突っ張り棒です。
2本並べれば、上にものを置くこともできます。
ワイヤーネットとクリップ
こちらも吊り下げて保管したいものが多い時に活躍します。
粘着テープとか、壁をいためない方法で固定したネットに、
クリップで小物をひっかければ、おしゃれな収納になります。
ふりかけのような袋入りのものの収納に便利です。
それでもダメなら片付け収納のプロに頼もう!
片付け代行サービスならキッチンの片づけも依頼することができます。
事前の調査をヒアリングもしくは事前訪問で行い、
作業時間や料金の見積もりをしてくれます。
ついでに清掃もしてほしとか
要望があったら確認しておきます。
キッチンの様子は家ごとに違います。
遠慮せずにどんどん話すことが
スムースな片付け作業につながります。
広い地域でサービスを行っている会社を紹介します。
日曜日を除く月~土(祝日含む)で対応してくれます。
サービスが受けらない地域がありますので、
事前に確認しましょう。
有資格者が訪問して、
片付けをすながら収納のアドバイスをしてくれます。
LIXIL 整理収納サービス
有資格者が対応してくれる片付けサービスです。
サービスがある地域は事前に確認しましょう。
まとめ
毎日使うキッチンだからこそ、
すっきりと片づけておきたいところです。
100均の小物を上手に使って
使いやすいキッチンにしていきましょう。
でも、アイデアに行き詰まることもあります。
そんなときは、思い切ってプロに任せて、
そのテクニックを学ぶ方法もありますね。
雑誌とかからでは知り得ないプロの整頓スキルは、
家族や友達にうけること間違いありません。