昨今の感染症の影響により、
多くの方が在宅ワークを余儀なくされています。
また、休業要請や休校などで家にいる時間が多いこと
からスマホやテレビ、パソコン、ゲームを使用する
時間が多くなり、その結果、ドライアイ(=目の乾燥)
になる方が老若男女問わず急増しています。
今回は、そんなドライアイ対策として
ツボ押しマッサージを紹介したいと思います。
ドライアイの症状
ドライアイの症状としては、
「目が痒い」
「目がショボショボする」
「目がゴロゴロする」
「ものがかすんで見える」
「目が疲れやすい」などがあります。
まずは温めることから
まず、ツボ押しマッサージをする前に
必ず温めることから始めてください。
温めずにするとツボを傷めてしまう可能性があるので、
蒸しタオルやお湯で絞ったタオル、
入浴中や入浴後にマッサージすることをおすすめします。
ドライアイ対策に『手』のマッサージ
ドライアイには「合谷(ごうこく)」というツボを
刺激すると改善されやすくなります。
「合谷」とは、手の親指と人差し指の間にある
水かきの部分です。
そこを片方の手の親指と人差し指で揉んで
刺激してあげると改善されます。
次のツボは、
ソーラープレクサス「太陽神経叢(たいようしんけいそう)」
というツボで、手のひらの真ん中にある凹みの部分です。
そこを反対の手の親指でぐ〜っと押してください。
この2つのツボは、他にも
「合谷」は眼精疲労に、
「太陽神経叢」は自律神経を整えてくれるのに
有効的と言われています。
ドライアイ対策に『足』のマッサージ
続いて足のツボを紹介します。
足の人差し指の付け根と薬指の付け根の部分に
ツボがあります。
右足の部分は右目、
左足の部分は左目と繋がっていますので、
そのツボを交互にマッサージしてください。
そして、手にもあった「太陽神経叢」が足にもあり、
足のほぼ中央にあります。
ここもマッサージしましょう。
ドライアイ対策に『顔』のマッサージ
目に最も近い顔を刺激する事で
ドライアイを和らげてくれます。
ドライアイ対策としてのツボは全部で7つあります。
その7つのツボを滑らすようにしてほぐします。
まず、最初に中指と薬指を合わせた指を作り、
両手の指先を重ねて、眉間の間にある『印堂』
というツボを小さく円を描くようにして
マッサージします。
続いて、その指先を
眉頭にある『攢竹(さんちく)』
→眉の中間にある『魚腰(ぎょよう)』
→眉尻にある『糸竹空(しちくくう)』
→こめかみにある『太陽』
→目の真下にある『承泣(しょうきゅう)』
→目頭にある『清明(せいめい)』を通るように
マッサージします。
ツボのポイントでは、
3〜5秒ほど押すか小さく円を
描くように刺激してください。
このツボを(1)〜(7)の順で1周を1セットとして
10セット繰り返してください。
マッサージする際のあればいい物と注意点
マッサージする際にあればいい物は、
オイルやクリームがあれば滑りやすくなるので、
肌へのダメージも少なく
保湿なども保てるのでおすすめです。
注意点としては、押す強さです。
強く押せばより効果が得られる
というものではないので、
自分がする時は心地よく感じる強さでマッサージし、
相手にする時は相手に聞きながらする事をおすすめします。
まとめ
コロナの影響が解消されてきたとはいえ、
コロナ禍による影響はまだまだあります。
現在でも、在宅ワークを余儀なくされている方も多くいます。
なので、目が少しでも
「パサついてきた」
「ショボショボしてきた」など感じた場合は、
前述のマッサージを施してください。
また、手のマッサージや足のマッサージは
相手にしてもらうことをおすすめします。
パートナーなどとのスキンシップにも繋がります。
症状が重い場合は、
専門の医師に受診し相談するようにしましょう。