「なんか焦げ臭いな…」
あたためた食べ物が焦げたわけでもないのになぜか焦げ臭い。
料理のいい匂いならまだしも、焦げ臭いのは嫌ですよね。
これは放っておいていいの?と心配にもなってきます。
今回は、電子レンジが焦げ臭くなる原因と、
上手な掃除の仕方をご紹介します。
放置するのはだめ?焦げ臭くなる原因
電子レンジの中は、
加熱した食品の油や汁が飛び散り、
いつのまにか汚れています。
加熱しすぎてプチ爆発を起こし、
ラップをしていた意味がないほど、
汚れがあちこちに飛び散るという経験も、
あるのではないでしょうか。
それにオーブンとしても使えるオーブンレンジなら、
食品を焼くのにラップや蓋をしないので、
さらに汚れやすくなりますね。
そういった汚れを掃除しないうちに繰り返し使うと、
- 電子レンジ内が高温で温められる。
- 汚れが焦げてしまう。
- 焦げ臭くなる。
というわけです。
焦げ臭くなるだけならまだましですが、
焦げた汚れが炭になり、
そこから発火し火事につながる
というこわい爆発事故も、実際に起きています。
焦げ臭いと感じる前に、
電子レンジ内をこまめに掃除できれば良いのですが、
もし焦げ臭いと思ったのなら、
使用をやめてすぐに掃除することをおすすめします。
電子レンジの中をできるだけ楽に掃除する方法
一度焦げ付いてしまうと、掃除が大変なのでは?
たしかにこびりついた汚れを、
そのまま布巾やスポンジでこすってもなかなか落ちません。
そんなときに試してほしいのが、
汚れを蒸気でふやかす方法です。
庫内を蒸気で満たすことのできる電子レンジならではですね。
その方法にぜひ加えてほしいのが、重曹です。
重曹は、油汚れに強く、安全なので、
キッチン家電の掃除にはもってこいのアイテムです。
100円ショップでも手に入るのも嬉しいポイントです。
さらに消臭効果もあります。
焦げ臭さも取りたいので、ちょうど良いですね。
軽い汚れの時、頑固な汚れの時、とても頑固な汚れの時、
それぞれの掃除の仕方をご紹介しますので、
汚れの程度がわからない場合は、
段階を踏んで試してみてくださいね。
軽い汚れの時
- 耐熱コップ
- 水
- いらない布巾
- 耐熱コップいっぱいに水を入れ、2,3分加熱する。
- 汚れを蒸気でふやかすために、レンジのとびらを閉めたまま30分放置。
- 浮いた汚れを布巾でふきとる。
こまめに掃除をするなら、これで綺麗になります。
電子レンジの中が冷めてからふき取ってくださいね。
やけどに注意です。
頑固な汚れの時
- 重曹
- 耐熱コップ
- いらない布巾
- いらない歯ブラシ、アルミホイルなど
- 耐熱コップいっぱいに水を入れ、そこに重曹小さじ1をいれてまぜる。
- 2,3分加熱後、30分放置。
- 浮いた汚れを歯ブラシまたはアルミホイルでこする。
- 布巾でふきとる。
とても頑固な汚れの時
上記の方法でもいまいち汚れが落ちなかったら、
- クエン酸スプレー(クエン酸を水で溶かして作る)
- 歯ブラシやアルミホイルなど
- 重曹でふやかした汚れにクエン酸スプレーをふりかけて、
歯ブラシなどでこする。 - 布巾でふきとる。
重曹とクエン酸を合わせて使えば、汚れがよく落ちます。
重曹ペースト(重曹と水を少量ずつ混ぜて作った歯磨き粉のような見た目)
を作って、歯ブラシなどにつけて直接こすってみても良いです。
重曹ペーストの代わりに研磨剤の入った歯磨き粉も効果があります。
汚れをふやかすのを忘れずに!
まとめ
- 焦げ臭いのは、汚れが加熱されるのが原因。
- 焦げた汚れは、重曹やクエン酸で上手に掃除。
- 電子レンジ内をこまめに掃除しましょう。
綺麗に掃除をしたのに、まだ焦げ臭い場合は、
故障などの別の原因が考えられますので注意してくださいね。
最近は電子レンジで調理ができるレシピもよく見かけます。
よく使うからこそ、上手に掃除をして安全に使いたいですね。