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空き巣はどこから入るのか?手口を知って賢い防犯対策を!

この秋の時期に多くなるのが空き巣。

身の回りであまりそんな話を聞かないという方も多いです。

しかしながら日本全国でみると、
令和元年中に起きた侵入窃盗はおよそ3万件。

そのうちの40%が空き巣よる被害という報告が出ているので、
あながち少ないとは言い切れません。

秋に多い理由としては行楽シーズンで外出したり、
夏・冬は冷暖房などで閉めっぱなしにしますが、
秋は窓を開けたりする機会が多くなります。

そう、空き巣はズバリ窓からの侵入が多いのです。

「まぁ入られても盗まれるものなんてないし。」
なんて考えていても、お金になるようなものというのは
案外家の中にあることが多いものです。

この記事では 

  • 空き巣の犯行の実態
  • どうすればよいか

という対策までわかるようになっています。

では早速、空き巣のことについて見てみましょう!

空き巣の窓から侵入

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どのくらいの割合?

警視庁の統計によると、
およそ60%が窓からの侵入が多いという結果が出ています。

これは一戸建て、マンションとか
窓の形(縁側、ベランダなど)問わず、
全般的に多い傾向だそうです。

そして驚きなのがその侵入方法。

一番考えうるのが、ガラスを力づくで割ったり
特殊な器具を使ってという方法があります。

ですが、もっとも多いのが
意外にも鍵のかけ忘れで無傷で侵入するというものです。

逆に空き巣犯側からしてみれば、

  • 特殊な道具を持ち歩かなくていい
  • 特別な知識も必要ない
  • 見た目が怪しまれずに済む

こんなとんでもないメリットが出てきてしまいます。

これが白昼堂々と誰にも気づかれることなく
入られてしまうということに繋がるのです。

そして、
「私は1階住んでいるから大丈夫だろう。」
というのも、実は結構なリスクがあります。

空き巣は1階でなくとも入られる!?

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最近ではマンションも高層化してきていますが、
だからといって侮れないのが事実です。

例えば、

  • 屋上からロープを下げて、降りて入ったり
  • ベランダをよじ登って入ったり(実際11階まで上がったこともある)

映画ワンシーンみたいな方法を取る空き巣犯もいるとのことです。

さらに窓に限った話ではないですが、

  • ゴミ捨ての数分間だけとか
  • ちょっと換気で

というほんのちょっとしたスキマ時間でも、
窓や扉の鍵をかけずに結果として入られてしまうのです。

では、こんな空き巣にはどう手を打てばよいのでしょう。

空き巣への防犯対策

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一番は徹底的な戸締り

すぐ戻ってくるからで開けるのは危険です。

ちょっとした用事でも鍵はかけるようにしましょう。

窓用の防犯グッズを活用

最近では窓用の防犯ブザーや
窓ガラスのフィルターがネット通販で販売されています。

ガラスフィルターなら4000~6000円ほど。

防犯ブザーなら600~2000円ほど。

その他様々なグッズがあります。

安価な物でも良いので購入して
厳重に設置しておくのが一番良いようです。

犯人も鍵をあけるのに3分以上時間がかかるようなら
諦めて帰ってしまうそうです。

空き巣のマーキング

これは少し難易度が高くなります。

空き巣の犯行というのは、
出来る限り短時間で済ます必要があるので、
下見をされている危険性があります。

玄関先やポストに「○」や「×」などの
見慣れない謎のマークがあればすぐに消しましょう。

注意!:マークがあるからと言って、警察に行っても応じてくれません。

「マーク=空き巣」では証拠としてはかなり弱いです。

ですので、見つけた場合は消しておきましょう。

まとめ

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今回は空き巣の実態と対策について触れてきました。

空き巣は『窓から』侵入が多い。

空き巣被害に遭った件数の6割は『窓』が侵入口

しかも侵入の原因は鍵のかけ忘れが多い!

空き巣は何階であろうとやってくる。

高層マンションであろうと
びっくりするような手段でやってくる。
油断は禁物。

高層マンションの住人ほど
スキマ時間で鍵をかけないで外へ出る傾向にあり。

空き巣への対策

どんな用事であろうと“戸締り”。

防犯グッズを取り入れる。

揃えていくのも経済的に一気に購入も難しい場合は
少しずつ買うのも断然有効。

また安物のグッズでも良いので、購入して設置すること。

空き巣のマーキングには注意!

見覚えのないマークがあったらすぐに消す。

またマークがあったとしても、警察は応対不可。

消して戸締りやグッズに力を注ごう。

 

ようやく暑さが弱まり、
過ごしやすくなった最中そこに付けこむのが空き巣。

年末になるにつれ、個々の経済状況が厳しくなっているのも、
空き巣犯行を促している要因でもあるようです。

ちなみに万が一空き巣に入られ、
数日後犯人が捕まれば物を返してもらったり、
賠償請求することは法律上可能ではあります。

しかし、その犯人に支払い能力がない、
盗んだお金が使われた、
海外送金されたなどの場合、
泣き寝入りすることもあるのだそうです。

そうならないためにも、
今一度空き巣に対する認識を見つめなおして、
対策をしていく必要があります。

家の中にはお金になる・ならないにかかわらず、
意外と多くの財産が存在しています。

そういった財産をきっちりと私達自身の手で守りましょう。