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エアコンがカビ臭い! とりあえず応急処置でなんとかする方法は?

毎年やってくる夏。
いまやこの暑い季節になくてはならないのがエアコンです。

そのエアコンで経験するトラブルの中で
多くの人があげているものが「臭い」です。

そんな時は

応急的な処置として、
窓を開けて換気しながらエアコンを
温度設定の最低(16~18度)で
1時間程度運転する方法があります。

急場をしのぐ方法と、
気持ちよくエアコンを使うための
掃除方法について紹介します。

エアコンがカビ臭いときの応急処置

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エアコンがカビ臭いときの応急処置は、
窓を開けて運転する」です。

その時、温度設定を「冷房の16度」か、
暖房の30度」にすることがポイントになります。

冷房を使う方法が利用しているのは「結露」です。

メガネや窓ガラスが曇る現象ですね。

結露はエアコンの内部のいろいろな場所で発生し、
ドレンホースを通って屋外に流れ出ます。

この水の流れを利用してカビを流してしまおうというのが、
冷房を使う方法です。

ですから温度はなるべく低いほうがよいのですが、
「18度までしか設定できない」のなら18度でもOKです。

冷やしてできる水を増やすため、
窓を開けて屋外の暖かくて湿った空気をたくさん取り込みます。

暖房を使う方法はエアコンの内部を高温で
乾燥した状態にすることでカビの菌を殺します。

死んだ菌はエアコンからの風で排出されますので、
窓を開けて屋外に追い出すようにします。

空気が乾燥している冬場にはこちらの方法がむいています。

どちらの方法も1時間程度運転すれば、臭いが減ってきます。

ですが、あくまでも応急処置です。

この方法でエアコン内部のカビを
きれいに取り除くことはできません。

急場をしのいだら、内部を清掃する必要があります。

エアコンがカビだらけになる原因

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エアコンの内部がカビだらけになる原因は、
ほこり湿気です。

私たちがすごしている部屋の中には、
細かなごみ、人・ペットの皮脂や汗、
食べ物のカスやタバコの煙などなど、
いろいろなものがほこりとなって空気中を漂っています。

エアコンはそんな室内の空気を吸い込んでいます。

ほこりを取り除くために取り付けられているフィルターには、
しらずしらずのうちにほこりが溜まってしまいます。

フィルターの網の目よりも細かなほこりは、
エアコンの奥に入っていってしまいます。

そこに、梅雨時の湿った空気や
冷房・除湿運転による結露などの水分が加わると、
カビにとっては天国のような環境が整うことになります。

さらに人間に快適な温度は
カビにとっても増えるのに都合がいい温度です。

また、夏場の高温はもっと都合がいい温度です。

こうして、知らず知らずの内に、
カビがエアコンの中で増え続けていくのです。

エアコンのカビ掃除の方法

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エアコンのカビ掃除について説明します。

  1. はじめに、外せるものは外します。
  2. カバーは中性洗剤を含ませた雑巾で拭き掃除をします。
  3. フィルターは、掃除機でほこりを吸い取ってから
    中性洗剤とスポンジで洗います。
  4. 水で洗剤分をすすいだら、風通しのよいところで陰干しします。

ここから本体の清掃です。

  1. まず床や壁が汚れないように、ビニールなどでカバーしておきます。
  2. それからエアコン用の洗浄スプレーでもって、
    熱交換器のフィン(薄い鉄板が隙間を空けて並んでいる部分)を掃除します。
  3. 次は送風口です。
    ここはプラスチックの格子でカバーされていて面倒な部分です。
  4. 中性洗剤を吹きつきて汚れが浮くまでしばらく待ちます。
  5. それから汚れを拭き取っていきます。

このとき便利なのが「エアコン カビ 取り すいすい」です。

エアコンファンのお掃除用に作られていて、
4枚のブラシがファンの溝にピッタリ入っていき、汚れを落とします。

最後に外側をきれいに拭いて、
フィルターとカバーを元通りにしたら完了です。

掃除を行う際は、安全のため
必ずコンセントを抜いておきましょう。

まとめ

カビ臭くなるのを防ぐにはこまめな清掃で、
カビのえさになるほこりがたまらないようにすることです。

この他にも、冷房や除湿を使った後に1時間以上送風運転して
エアコン内の湿気を取り除くとカビが増えにくくなります。

また、シーズンオフの使わない時期でも
1ヶ月に2回程度送風運転します。

これもカビが増殖の防止につながります。