「アドバンス(advance)」と聞いて
いったいどういう意味?
どう使うの?
と思う人も多いのではないでしょうか?
今回その「アドバンス」の意味や使い方を
調べてみました。
そもそもアドバンス(advance)の意味とは?
意味を調べると、
- 目的地に向かって前進すること。
- 物事の進歩や進行、進出のこと。
この意味からすると、
幅広い意味で使えそうな言葉ですね。
1番分かりやすい例が、
何か講習に申し込む際、
- ベーシックコース(basic course)
- アドバンスコース(advance course)
など、2択に分かれていることなどありませんか?
そこでいう、ベーシックコース(basic course)は基本的な講習。
その1つ上をいくレベルの講習をするのが、
アドバンスコース(advance course)。
前進、進化、進歩、
ゲームでいうとレベルアップのような
意味もあるのでしょう。
アドバンス(advance)はビジネスとその他にもいろいろ使える?
では次に、その言葉の使い方について
少し調べてみましょう。
先ほど調べた意味以外にも、
「前払い、前払い金」の意味もあります。
なので、ビジネスでいうと「契約の前払い」だったり、
経理の科目でもよく使う「前払い金」などもありますね。
また、会話の中でも使いやすく、
企画会議の中で、
上司から、この他に何かプランない?
などと聞かれたとき、
「では、アドバンスプラン(advance plan)の企画を考えて参ります」
など答える場面も多そうです。
ビジネスの他にも、
ネットショッピングでよくある
「アドバンス広告(advance advertisement)」もあります。
あれも、
購買意欲の高い顧客を選び出し、
顧客に対しておすすめの広告を
見ているサイト内のあらゆるところに掲示するのです。
アドバンス(advance)の意味で言うと、
「発展」や「進歩」といったところでしょうか。
その他には、
医療現場で使う場面がいくつかあります。
その1つがアドバンス・ケア・プランニング(advance care planning)。
患者が元気で意識のあるうちに、
自身が危篤状態となった時に希望する治療の方針など、
家族や専門家などと話し合っておくこと
もう1つが、アドバンスディレクティブ(advance directive)。
これは患者だけでなく、元気な人が
重篤な状態になった際、
行ってほしい医療行為などを自身の意志として
表明しておくこと。
自分で正常な判断が出来なくなったときに備え、
自分の家族や担当医師に伝えておくことです。
アドバンス(advance)の意味でいうと、
「物事の進行」といったところでしょうか。
以前、私自身の出産での入院中、
助産師のネームに、「アドバンス助産師」と書いてあり、
ん?アドバンス?
普通の助産師とは何が違うんだ?
特別な助産師なのか?
といろいろ推測した思い出があります。
深く気にならなかったので、
そのまま何も調べなかったのですが…。
今回、調べた意味をふまえると、
「アドバンス助産師」とは、
「自立して助産ケアを提供できる助産師」
として認証された助産師さんのこと。
なんとなく理解できますね。
アドバンスはさまざまな意味があるので、
多くのシーンで使える言葉といえるでしょう。
まとめ
今回調べた「アドバンス」の意味は、
進化、進歩、前進といった、
普通より1つ上の意味合いがあることが分かりました。
ベーシック、基本とは逆の上級者の意味ですね。
また、アドバンスが使える日常のシーンは、
ビジネスだと会議での説明であったり、
ネットでの一部の広告を差す言葉でもあります。
そして、医療現場でも多く使われます。
それから、患者さんの今後の話し合いのこと、
もしもの時の提案のことなど、
医療現場での大事な会議の名称にも、
「アドバンス」を使用しています。
他にも「アドバンス助産師」といった肩書きもあります。
様々な意味をもつ「アドバンス」。
使い方によって大きく意味も変わってくるので、
そのシーンによって上手く使うことができれば、
かなり便利で知的な言葉ですよね。